
品質管理の現場では、不良報告書の作成、工程異常の説明、海外顧客への英文メール対応など、英語を使う場面が増えています。しかし多くの担当者が「単語は分かるのに文章が作れない」と感じています。
その大きな原因は、語順の理解不足です。英語は日本語と違い、語順が意味を決めます。正しい順番で並べなければ通じません。
本記事では、中学校レベルの英文法で、品質管理の現場でそのまま使える5文型と語順の基本、さらに場所と時間の入れ方までを丁寧に解説します。単語よりもまず「形」を理解することが大切です。

この記事を書いた人
所属:QMS認証パートナー専属コンサルタント
年齢:40代
経験:製造業にて25年従事(内自動車業界15年以上)
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ISO9001構築で整理しておきたい基本的な視点
ISO9001の構築や運用では、要求事項を理解するだけでなく、それを自社のルールや記録としてどう形にするかが重要になります。規格の意図は分かっていても、文書化や運用方法の判断で迷い、対応が止まってしまうケースも少なくありません。
まずは全体像を整理し、必要な文書や帳票の考え方を把握したうえで、自社に合った形へ段階的に落とし込んでいくことが、無理のないISO9001対応につながります。
この記事の目次
英語の文は5つの型だけ
結論から言うと、英語の文は、実は以下の5つの形しかありません。
SV、SVO、SVC、SVOO、SVOC
難しく見えますが、意味は「だれが」「どうする」「なにを」「どんな状態」という組み合わせです。どんなに長い英文でも、基本はこのどれかに当てはまります。
品質管理の報告書や是正報告書も同じです。
まず構造を理解すれば、英文の読み書きが一気に楽になります。単語を増やす前に、文の形を身につけることが、現場英語上達の近道です。
SV(主語+動詞)|設備や異常の報告でよく使う
SVは「なにが・どうする」という最も基本的な形です。動作の対象がない場合に使われます。設備停止や警報発生、温度変化などの報告で非常に多く使われます。短く簡潔に伝えられるため、トラブル報告では特に重要です。まずはこの型を自然に使えるようにしましょう。
①The machine stopped.
訳)機械が止まりました。
②The temperature increased.
訳)温度が上がりました。
③The alarm rang.
訳)警報が鳴りました。
④The system failed.
訳)システムが停止しました。
SVO(主語+動詞+目的語)|品質管理で最重要の型
SVOは「だれが・どうする・なにを」という形で、品質管理業務の中心となる文型です。検査、確認、修正、分析などの行動を説明するときに必ず使います。英文報告書の多くはこの型で書かれています。この構造を理解すれば、実務で困ることは大きく減ります。
①We checked the product.
訳)私たちは製品を確認しました。
②I found a defect.
訳)私は不良を見つけました。
③They corrected the data.
訳)彼らはデータを修正しました。
④We inspected the parts.
訳)私たちは部品を検査しました。
SVC(主語+動詞+状態)|判定や結果報告で必須
SVCは「なにが・どんな状態か」を説明する形です。be動詞を使い、不良判定や検査結果の共有で頻繁に使われます。動きではなく状態を表すことが特徴です。品質管理では「OKか不良か」を明確にすることが重要です。
①The product is defective.
訳)製品は不良です。
②The result is OK.
訳)結果はOKです。
③The data is incorrect.
訳)データが間違っています。
④The process is stable.
訳)工程は安定しています。
SVOOとSVOC|報告と改善説明に使える
SVOOは「だれが・だれに・なにを」という形で、顧客や上司への報告に使われます。SVOCは「なにを・どんな状態にする」という形で、改善や是正処置の説明に使われます。どちらも品質保証業務では重要です。
①We sent the customer a report.
訳)私たちは顧客に報告書を送りました。
②I gave him the data.
訳)私は彼にデータを渡しました。
③We made the process stable.
訳)私たちは工程を安定させました。
④The issue made the line stop.
訳)その問題がラインを止めました。
場所の入れ方|基本文のあとに置く
品質管理では「どこで発生したか」を明確にすることが重要です。英語では、まず基本文を作り、そのあとに場所を置きます。場所は文の後ろに付け足すのが基本です。前置詞の使い方にも注意しましょう。
①We found the issue on Line 2.
訳)私たちは、第2ラインで問題を発見した。
②The defect occurred in the process.
訳)不良は工程内で発生しました。
③We stored the parts in the warehouse.
訳)私たちは部品を倉庫に保管しました。
時間の入れ方|発生日を正しく伝える
時間も基本文の後ろに置きます。発生日や発見日は品質管理で重要な情報です。まず動作を伝え、そのあと時間を付け足します。短くシンプルに表現しましょう。
①The machine stopped yesterday.
訳)機械は昨日止まりました。
②We inspected the parts this morning.
訳)私たちは今朝部品を検査しました。
③The defect was found last week.
訳)その不良は先週発見されました。
場所と時間を両方入れる場合|順番が重要
場所と時間の両方を入れる場合は、「場所→時間」の順番にします。この順番が自然で、相手にとって理解しやすい英語になります。品質報告書でもこの形がよく使われます。
①We found a defect in the process yesterday.
訳)私たちは昨日、工程内で不良を見つけました。
②The issue occurred on Line 1 last night.
訳)その問題は昨夜、第1ラインで発生しました。
③The machine stopped at the factory this morning.
訳)機械は今朝、工場で止まりました。
まとめ|品質管理英語は語順を守るだけで通じる
英語は難しい専門用語よりも語順が大切です。まずSV・SVO・SVCの基本文を作り、そのあとに場所や時間を加えます。この順番を守るだけで、品質管理の英文は十分に通じます。短く、正確に、順番を守ることが現場英語の基本です。まずは例文を声に出して読み、構造を体で覚えていきましょう。









