ISO9001:6.1項のリスク及び機会への取組みは、品質マネジメントシステムの計画を作成する時、リスクを検討し、そのリスクを機会(チャンス)と捉え、計画と取組みを実施することを意図しています。今回の記事は、ISO9001:6.1項のリスク及び機会への取組みの意味と構築ポイントについて解説します。ISO9001:6...
条項 | 題目 | ISO9001 | IATF |
第4章 | 組織の状況 | 〇 | 〇 |
第5章 | リーダーシップ | 〇 | 〇 |
第6章 | 計画 | 〇 | 〇 |
第7章 | 支援 | 〇 | 〇 |
第8章 | 運用 | 〇 | 〇 |
第9章 | パフォーマンス評価 | 〇 | 〇 |
第10章 | 改善 | 〇 | 〇 |
ISO 9001の第6章「計画」は、組織が品質マネジメントシステム(QMS)の効果的な計画、実装、管理を行うための枠組みを提供します。
この章は、リスクと機会の特定と対処、品質目標の設定と計画、および変更の管理に焦点を当てています。リスクベースの思考を通じて、組織は不確実性を管理し、望ましい結果を達成するためのプロセスを強化できます。
品質目標は、組織が追求すべき具体的かつ測定可能な成果を設定し、これらの目標を達成するための計画を立てる必要があります。
また、内外の状況の変化に対応するための変更管理プロセスが必要であり、これには変更の必要性の評価、変更の実施と管理のプロセスが含まれます。
第6章は、組織が品質マネジメントシステムを通じて持続的な改善を達成するための基盤となります。
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