ISO9001の第6章「計画」は、規格の中でも運用レベルの差が最も出やすい章です。多くの企業で、「リスク及び機会」が抽象的、「品質目標」が前年踏襲になっているケースが見られます。

第6章は、第4章で整理した組織の状況、第5章で示された方針・方向性を、具体的な行動計画に落とし込む章です。ここが弱いと、PDCAが回らず、ISO9001が単なる維持活動になります。

本記事では、第6章の要求事項を実務で使える形に整理して解説します。


この記事を書いた人

品質マネジメントシステム普及の応援が目的のサイトです!「難解な規格を簡単に解説」をモットーに、「ちょっと相談したい」ときに頼りになるコンサルタントを目指しています!まずはお気軽にご連絡ください★

ご利用方法・告知・注意点などはこちら

「無料で学ぶ」「有料で実践する」——皆様の目的に合わせて活用可能です!

QMS・品質管理・製造ノウハウを無料で学びたい方へ
👉 本サイトQMS学習支援サイト」を活用しましょう!「QMSについて知りたい」「品質管理の基礎を学びたい」方に最適!
✔ IATF 16949やISO 9001・VDA6.3の基礎を学ぶ
✔ 品質管理や製造ノウハウを無料で読む
✔ 実務に役立つ情報を定期的にチェック

実践的なツールやサポートが欲しい方へ
👉 姉妹サイトQMS認証パートナーでは、実務で使える有料のサポートサービスを提供!「すぐに使える資料が欲しい」「専門家のサポートが必要」な方に最適!
✔ コンサルティングで具体的な課題を解決
✔ すぐに使える帳票や規定のサンプルを購入
✔ より実践的な学習教材でスキルアップ

皆様の目的に合わせて活用可能です!

・当サイトの内容は、あくまでもコンサルタントとして経験による見解です。そのため、保証するものではございません。
・各規格の原文はありません。また、規格番号や題目なども当社の解釈です。
・各規格については、規格公式サイトを必ず確認してください。
・メールコンサルティングは空きあります(2025年9月現在)。この機会に「ちょっと相談」してみませんか?1質問の無料サービス期間を是非ご利用ください。
サービスのお問い合わせはこちら

2025年:新企画始動告知!
メールコンサルティング初回契約:初月50%以上割引
サービス詳細はこちら

・オンラインコンサル/現地コンサルの空き状況について

【現在の空き状況:2025年9月現在】
・平日:6時間以上ご利用で月1回のみ空きあり
・夜間:19:30-21:00でご相談承ります
・土日:少々空きあります
オンライン会議システムを利用したコンサル詳細はこちら

第6章:計画についての「要求事項リスト」
ISO・IATF 6章
※IATF運用には、ISO9001の要求事項の運用が必須です。
条項 題目 ISO9001 IATF
第4章 組織の状況
第5章 リーダーシップ
第6章 計画
第7章 支援
第8章 運用
第9章 パフォーマンス評価
第10章 改善
条項 題目 ISO
9001
重要
帳票
IATF
16949
重要
帳票
6.1
6.1.1
6.1.2
リスク及び機会への取組み  
6.1.2.1 リスク分析
6.1.2.2 予防処置  
6.1.2.3 緊急事態対応計画
6.2
6.2.1
6.2.2
品質目標及びそれを達成するための計画策定  
6.2.2.1 品質目標及びそれを達成するための計画策定-補足
6.3 変更の計画  
ISO9001/IATF16949を徹底支援!
商品・サービスを利用して楽々構築

・規格の理解:ノウハウ教材
・構築の支援:帳票/規定サンプル
・運用のコツ:有料版記事
・相談したい:メール/オンラインコンサル
・現地で相談:コンサルティングサービス

ISO9001/IATF16949の構築・運用のコツは「規格の理解」と「ルールと記録の構築」の2つがカギ!現在とのギャップを埋める教材とサンプルを利用しつつ、相談しながら低コストで対応可能なノウハウをご提供いたします!
【QMSおすすめ商品】

👑 教材No. タイトル:詳細はこちら
1 No.1-001 IATF16949+ISO9001学習支援教材
2 No.2-001 コアツール学習支援教材(IATF)
3 No.3-001 ISO9001学習支援教材

○:お振込・クレジットカード払いが可能です。
○:請求書・領収書の発行は簡単ダウンロード!
→インボイス制度に基づく適格請求書発行事業者の登録番号も記載しています。
○:お得なキャンペーン情報などは本記事トップをご確認ください。

6.1リスク及び機会への取組み|「洗い出し」では終わらせない

ISO9001:6.1項のリスク及び機会への取組み

6.1では、QMSが意図した成果を達成するために、リスク及び機会を決定し、対応することが求められています。ここで重要なのは、リスク分析を帳票作成で終わらせないことです。

リスクは、第4章の外部・内部課題や利害関係者の要求と連動していなければ意味がありません。また、「発生したら困ること」だけでなく、「改善につながる機会」も含めて整理することがポイントです。

審査では、「このリスクに対して、どのような処置を計画し、どう評価しているか」が問われます。

6.2品質目標及びそれを達成するための計画|数値の裏付けが鍵

ISO9001:6.2項の品質目標及びそれを達成するための計画策定

品質目標は、ISO9001運用の中核となる要素です。6.2では、品質方針と整合した品質目標を設定し、達成のための計画を立てることが求められています。

よくある誤りは、「達成しやすい目標」を毎年繰り返すことです。

重要なのは、なぜその目標を設定したのか、そして未達時にどうするのかが明確になっていることです。品質目標は、部門目標やプロセスKPIとつながっていることで、初めて意味を持ちます。

6.3変更の計画|変更管理がISO9001の盲点

ISO9001:6.3項の変更の計画

6.3では、QMSに関わる変更を計画的に実施することが求められています。この要求は、意外と見落とされがちですが、審査では重要視されます。

例えば、組織変更、設備更新、外注先の変更、業務フローの見直しなどは、すべて「変更」に該当します。変更によるリスクを事前に評価し、必要な対応を取っているかがポイントです。

変更管理ができていないと、不適合やトラブルの原因になります。

ISO9001第6章まとめ|計画が弱いと運用は必ず崩れる

ISO9001第6章は、「考えるISO」から「動かすISO」へとつなぐ章です。リスク及び機会、品質目標、変更管理が連動していれば、QMSは自然に改善サイクルへ入ります。

逆に、第6章が形だけだと、内部監査やマネジメントレビューが形骸化し、改善が止まります。第4章・第5章で整理した内容を、必ず計画に落とし込むことが、第6章最大のポイントといえます。

第6章でよくある相談

「リスク及び機会が毎年同じ」「品質目標の根拠を説明できない」「変更管理の範囲が分からない」こうした悩みは、第6章の理解不足が原因であることがほとんどです。
メールコンサルティングでは、貴社の実態に合わせて、審査で説明できる第6章の作り方を具体的にサポートしています。
メールコンサルの詳細はこちら

QMS認証パートナーにお任せください!
貴社の課題解決に是非ご利用ください

弊社QMS認証パートナーは、製造業に特化した品質マネジメントシステム(QMS)の認証取得からその後の維持・運用・管理まで実務経験に基づいた実用的なサポートを提供しております。初めての認証取得/取得後の課題に対しても、シンプルかつ現場で活用できる仕組みづくりを重視しています。

・教材(電子書籍)の教育教材
・規定類・帳票類のサンプルによる自力構築支援
・メールコンサルティング
最終的には「自社で回せる品質マネジメントシステム」を目指して、継続的な改善・運用が可能な体制の構築を目指します!

第6章:ISOの記事一覧
【ISO9001攻略】6.2:品質目標及びそれを達成するための計画策定の要求事項徹底解説!
【ISO9001攻略】6.3:変更の計画の要求事項徹底解説!
【ISO9001攻略】6.1:リスク及び機会への取組みの要求事項徹底解説!