IATFの取得を考えた時、取り扱う製品については注意が必要です。その代表と言えるのが、アフターマーケット部品の製造・販売を行っている企業です。
今回の記事は、IATFの用語で注意が必要な「アフターマーケット部品」の意味と定義について解説します。
知識・経験を活かし、品質マネジメントシステムの規格を幅広い方々に理解いただき、各規格の普及のお手伝いができればという思いで立ち上げました!難解な内容も、知識と経験でわかりやすく解説していきますので、これからもよろしくお願いします!あくまでも個人の見解(公式に認められたものではない)となりますので、ご理解いただき是非参考にしていただければ幸いです★
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IATFの登録は「製造している製品」が大きく関係する!
IATFを認証取得することは、自動車産業で商売を行う以上、非常に重要な役割を担っていることは間違いありません。
多くの企業が取得が難しいと言われているIATFの構築を行うことは、自動車産業顧客へのアピールになる(宣伝効果)があり且つ、自社の品質レベルの底上げを図ることができるからです。
しかし、自社は「自動車業界では長い・老舗」であるから問題なくIATFは取得できると思っていたら大間違い!
実は、アクセサリー部品の製造を行っている場合は、登録の対象にはなりますが、アフターマケット部品では登録の対象にならないので注意してください。
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アフターマーケット部品とは何?
アフターマーケット部品という言葉は、IATFを取得しようと考えたことがある企業様であれば、一度は耳にしたことがあると思います。
アフターマケット部品とは、OEMが調達またはリリースしない交換部品のことを言います。
簡単に言うと、大手カーショップ(例えばオートバックス)で売っているような製品を指します。
外付けのカーナビやタイヤ・ホイール・シートなどは、アフターマーケット部品となります。
つまり、これらのアフターマーケット部品と言われるものだけを製造している企業は、登録の対象にならないので注意してください。
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IATFの登録審査前に対象になるか確認される!
アクセサリー部品に使用されている製品を製造しているのかはたまた、アフターマーケット部品なのかは審査の前に必ず確認されます。
それらを簡単に証明できるのが、その製品を納品する納品先がIATFを取得しているかどうかがポイントです。
IATFを取得している工場に納めているのであれば、ほぼ間違いなく自動車産業顧客に納品しているのでアクセサリー部品に該当します。
例えば、純正ナビを生産している某社に納品しているのであれば、その工場はIATFを取得している可能性が高いので、まずは納先の顧客HPでIATFを取得している工場かどうかを確認してみてください。
納品先の工場がIATFを取得しているのであれば、証書のコピーや、登録番号を教えてもらっておくとよいでしょう。
ほぼ間違いなく教えてくれるので安心してください!なぜなら、自動車産業ではIATFを業界全体で取得を推奨しているからです(笑)。
IATF:アフターマーケット部品まとめ
アフターマーケット部品の意味と定義についての解説はいかがでしたか?
IATFの取得を考えるのであれば、自社の製品がアフターマケット部品に該当するのかはしっかり確認してください。それだけを生産している場合は、IATFの登録ができません。
アクセサリー部品も作っているのであればOK!
非常に構築が難しいIATFなので、細かい内容もしっかり確認することが重要です。
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それではまた!
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