新規キャンペーン情報などはこちらでご連絡いたします!
VDA6.3:2023(第4版)最新!第3版からの改訂内容まとめて解説

VDA6.3:2023(第4版)が新たに発行されています。自動車欧州顧客との取引に欠かせないVDA6.3ですが、2016年版で対応して企業にとっては、不安な改訂ではないでしょうか?

今回の記事は、VDA6.3:2023版への改定の主な変更点の要約を解説いたします。


当サイトは、品質マネジメントシステムを応援しています!

知識・経験を活かし、品質マネジメントシステムの規格を幅広い方々に理解いただき、各規格の普及のお手伝いができればという思いで立ち上げました!難解な内容も、知識と経験でわかりやすく解説していきますので、これからもよろしくお願いします!あくまでも個人の見解となりますので、ご理解いただき是非参考にしていただければ幸いです★

VDA6.3規格題目一覧
P1 ポテンシャル分析
P2 プロジェクトマネジメント
P3 製品及びプロセス開発の計画
P4 製品及びプロセス開発の実施
P5 サプライヤー管理
P6 生産プロセス分析
P7 顧客ケア・顧客満足度とサービス
人気商品 VDA6.3構築ノウハウ教材はこちら【人気商品】
コンサル VDA6.3についての疑問・質問についてはこちら
Web上で非公開!「VDA6.3構築ノウハウ」を電子書籍で販売
質問表のP2からP7の「全ての質問」を一つずつ解説してます!

【ここがポイント】
①VDA6.3の独特な規格表現をわかりやすく解説!
②一つずつ端的に解説しているので理解が簡単!
③IATF要求事項とリンクしてわかる!
④P2からP7の全ての質問を完全網羅して解説!
⑤Webページで非公開の「ノウハウ」記載中!
【ご購入について】
・お買い物カゴに入れて簡単決済!
・クレジットカード/銀行振込対応可能です。
・請求書/領収書発行可能です!

VDA6.3監査員経験豊富な弊社コンサルタントの知識を集約した「WEB完全非公開構築ノウハウ」の販売を開始しました!IATFとの関連性がわかるため、構築ポイントがすぐにわかります!P2からP7までの全プロセスを網羅!質問一つずつ解説しています。割引セール開催中なので是非ご検討いただければ幸いです。
【新サービス】本商品は、1ヶ月の無料メールサポート付き商品です!(2024年10月以降のご購入に限ります)

VDA6.3:2023への改定がなぜ行われたのか

VDA6.3:2023(第4版)最新!第3版からの改訂内容まとめて解説①

多くの企業にとって、2023年版への移行は決してうれしいものではなかったはずです(笑)。今まで必死に対応してきた2016年版。その変更により厳しい内容へ変更されたらまた構築対応が必要になりますよね!

しかし品質規格というのは、その時代にあった要求を行わないと時代に合わないため、無駄な規格とまでは言いませんが、不十分な規格になってしまいます。

特に自動車産業への導入が加速しているAIなどの技術は、きちんと管理された状態であることは必須です。この内容については、VDA6.3:2016版ではさらっと流していた内容ですが、今回の2023年版では「目玉」と言っていい追加要求となっています。

つまり、その時代に合わせるための改定を行ったというのが根本的な改訂目的といえます

次に、具体的な変更点について見ていきましょう。

VDA6.3:2023(第4版:改訂版)の主要な変更点

VDA6.3の2016年版(第3版)から2023年版(第4版)への主な変更点は以下の通りです。

※独自の所見ですので参考まで。

1:ソフトウェア関連事項の追加

2023年版(第4版)では、ソフトウェア関連の内容が追加されています。2016年版(第3版)ではソフトウェアに関する要求が少なかったものの、改訂版ではかなり追加されています。

ソフトウェアを含まない製品であれば無視できるものの、該当企業になるとそうもいかない内容が含まれています。

これもAIの進歩などで自動車関連企業にも大きな影響があると判断されての改訂となったと思います。

2:コンテンツの調和

VDAメソッドのAutomotive SPICE®やVDA MLAとの調和を図るための内容調整が行われています。

特に、MLAとの調和があるので、より質問内容との整合がとりやすくなりよかったと思います

3:購買活動に関する要件の追加

P3とP4のセクションに購買活動に関する新たな要件が追加されています。

「購買活動について厳しくなった?」と思われがちですが、自動車QMSを取得している企業であれば普通に対応している内容なので気にする必要はありません

4:リモート監査の実施に関する注意事項の追加

リモートでの監査実施に関する具体的な注意点が追加されました。パンデミックによりリモート監査を行っている企業も多いですし、リモート監査の利点も大きいです。

しかしデメリットもあります。監査の原則は、現場で確認することなので、リモートでは全てを確認することはできません。なので、今回の改定により注意事項などが追加されています。

5:章の削除と変更

第4章「監査プロセス」と第8章「プロセス監査サービス」が削除され、用語集が上位レベルのVDA QMCオンライン用語集に移行されました。

ようするに、ISO19011(監査手法について)とサービス(運輸・物流)については、それぞれ別の内容で担保できるので、VDA6.3の中でわざわざ実施する必要はないということですね!

6:アスタリスク付き質問の再割当

一部の特別に重要な質問(アスタリスク*でマークされたもの)が再割当されました

2016年版(第3版)と2023年版(第4版)のアスタリスク(スターマーク)の数(18個)の変更はありませんが、再割り当てが行われています。

7:質問の再配分による追加

全体の質問数が、58から59へ変更となっています。1問増えたところで変わっていませんが、質問文がわかりやすくなっているかな~というのが印象的です。

※第3版(改定前)はわかりずらかった・・・

8:ポテンシャル分析時の質問数の変更

ポテンシャル分析での質問数が36から35へ変更となっています。1個減っていますが、企業にとって大きな影響はありません。

まとめ:VDA6.3:2023は「ソフトウェアを持つ製品」だけ大きく影響

VDA6.3:2023(第4版)最新!第3版からの改訂内容まとめて解説②

まとめると、大きな変更点は「ソフトウェア開発」の部分です。

すなわち、それ以外のメーカーさんであればあまり気にする必要はなく、むしろ表現などもわかりやすくなっているので「ラッキー!」くらいに思っておけばOKです。

改訂から1年が経過されているので、そろそろ顧客からも「監査は2023年版」といわれることも多くなるはずです。

しっかり要求事項を確認して対応するようにしましょう!

それではまた!

VDA6.3は「IATFとの対比」で理解が深まる!
質問表のP2からP7の全てを一つずつ解説してます!

【ここがポイント】
・質問票のNo.とIATFの条項No.が対比してわかる
・IATFの条文検索をする必要がなく直ぐ探せる
・各質問内容の要約がわかる
・おすすめ)VDA6.3監査をこれからの受ける企業様
・おすすめ)事務局/品質保証室の方
【ご購入について】
・お買い物カゴに入れて簡単決済!
・クレジットカード/銀行振込対応可能です。
・請求書/領収書発行可能です!

VDA6.3構築に大事なのが「IATFとの関連した要求の理解」を行い、社内構築・教育を進めていくのが基本。IATFをしっかり構築していれば、VDA6.3の監査を受けても不合格になることはほぼ間違いなくありません。「VDA6.3第3版とIATFとの対比表」を使えば楽々理解が可能です!

弊社サービスについてのよくあるご質問Q&A:まとめ
どのようなQMSコンサルティングサービスを提供していますか?

弊社では、ISO9001・IATF・VDA6.3の導入支援、運用改善、QMSの認証取得のサポートを提供しています。さらに、業界特有のニーズに応じたカスタマイズコンサルティングも可能です。コンサルティングのご依頼は、下記のフォームよりご連絡ください。
無料相談ご依頼フォームはこちら

QMSコンサルティングの料金プランについて教えてください。

料金はコンサルティングの範囲や企業の規模によって異なります。短期的なアドバイスから長期的なプロジェクト支援まで幅広く対応しており、初回の無料相談で見積もりをご案内いたします。一般的なプランについては、下記のリンクをご確認ください。
現地コンサルティング費用について
メールコンサルティング費用について

QMS認証取得のための具体的なサポート内容は何ですか?

弊社では、ISO9001・IATF認証及びVDA6,3構築に向けたギャップ分析、文書化支援、内部監査の実施、マネジメントレビューのサポートと認証機関手続き支援など、全プロセスをサポートします。お客様の状況に応じた個別対応も可能です。

デジタルコンテンツの中で、特に人気のある商品は何ですか?

2024年現在では以下のようになっています。
1位:【人気教材】IATF/ISO9001_全章対応_構築ノウハウ解説
2位:【まとめ買い】IATF用:内部監査必須帳票6点セット
3位:【IATF/ISO9001】オンライン簡易コンサル
4位:【人気教材】VDA6.3:第4版_規格徹底解説!全プロセス完全網羅版
5位:【規定】No.7151_計測機器・試験所管理規定:IATF版

デジタルコンテンツを購入する際、サポートは含まれていますか?

デジタルコンテンツ購入後、内容に関する質問や使い方のサポートを提供している商品または、条件達成でご購入特典としてご提供させていただいています。必要に応じてメールオンラインコンサルでのフォローアップを期間限定で行っています。
【条件】
・一度のご購入で5万円以上のお買い上げ:1ヶ月間の無料メールコンサル
・規定のまとめ買いは、必ず1ヶ月の無料メールコンサル付き!
全規定全帳票購入時は、最大で1年間の無料メールコンサル付き

QMSに関する帳票や規定類は自社でカスタマイズ可能ですか?

弊社でご提供している帳票や規定類は、基本的には汎用性の高いものですので、貴社内のニーズに合わせてカスタマイズしていただくことが前提です。メールコンサルティングを併用していただきながら、弊社サポートのうえでカスタマイズされるお客様も多くなっております。

デジタルコンテンツはどのように提供されますか?

決済購入後、デジタルコンテンツはダウンロード形式でご提供いたしております。すぐに使用可能な状態で、PDFやExcel、Word形式など、お客様のニーズが最も多いファイル形式となっております。デジタルコンテンツの性質上、事前お振込または、クレジットカード払いが基本となりますが、ご要望に応じて柔軟に対応させていただきます。
お問い合わせページはこちら

定期的なコンサルティングサービスも提供していますか?

はい。ただし、QMS認証後は一度契約は打ち切りとなり、その後はサポート契約となります。QMSの運用を継続的にサポートするための定期的なコンサルティングサービスとなり、直近の事例として、月次または四半期ごとのレビューや改善提案、内部監査の実施など、長期的なサポートプランもご利用いただいております。サポートの場合は、メールコンサルティングがお得です。
メールコンサルティングサービスはこちら

QMSデジタルコンテンツの更新版はどのように提供されますか?

弊社のデジタルコンテンツは、法規制や要求事項の変更に対応するために定期的に更新しています。また、よりお客様のご希望に沿うために不定期で更新しております。既にご購入いただいたお客様には、更新版のコンテンツを割引価格でご提供できる場合もございますので、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちら

複数のデジタルコンテンツを一度に購入する際の割引はありますか?

はい、複数のデジタルコンテンツを一括でご購入いただく場合には、特別割引をご用意しております。また、認証に向けたお客様向けに、全規定・帳票まとめ買い+無料サポート最大1年も特典としてお付けしています。
・帳票:まとめ買いはこちら
・規定:まとめ買いはこちら

おすすめの記事