梅雨のQMS構築応援キャンペーン:6/1~7/31まで


①ISO9001/IATF16949/VDA6.3に全ての商品(教材・規定・帳票)対象
②「無料メールコンサルティング」サービスをプレゼント!
Web記事担当兼コンサルタントが皆様にお悩みにお答えします。
✅ 10,000円以上ご購入:1件(1問無料)
✅ 30,000円以上ご購入:3件(3問無料)
✅ 50,000円以上ご購入:5件(5問無料)

【VDA6.3攻略】P2:プロジェクトマネジメントの要求事項を徹底解説!

VDA6.3での対応を要求する欧州自動車顧客。その要求事項のはじめは、P2のプロジェクトマネジメントから始まります。

「プロジェクト組織を作って対応する」という文化が疎い日本では、VDA6.3の対応に苦労してしまうのがこのプロジェクトマネジメントです。

今回の記事は、VDA6.3のP2:プロジェクトマネジメントについての解説します。


この記事を書いた人

品質マネジメントシステム普及の応援が目的のサイトです!「難解な規格を簡単に解説」をモットーに、「ちょっと相談したい」ときに頼りになるコンサルタントを目指しています!まずはお気軽にご連絡ください★

ご利用方法・告知・注意点などはこちら

「無料で学ぶ」「有料で実践する」——皆様の目的に合わせて活用可能です!

QMS・品質管理・製造ノウハウを無料で学びたい方へ
👉 本サイトQMS学習支援サイト」を活用しましょう!「QMSについて知りたい」「品質管理の基礎を学びたい」方に最適!
✔ IATF 16949やISO 9001・VDA6.3の基礎を学ぶ
✔ 品質管理や製造ノウハウを無料で読む
✔ 実務に役立つ情報を定期的にチェック

実践的なツールやサポートが欲しい方へ
👉 姉妹サイトQMS認証パートナーでは、実務で使える有料のサポートサービスを提供!「すぐに使える資料が欲しい」「専門家のサポートが必要」な方に最適!
✔ コンサルティングで具体的な課題を解決
✔ すぐに使える帳票や規定のサンプルを購入
✔ より実践的な学習教材でスキルアップ

皆様の目的に合わせて活用可能です!

・当サイトの内容は、あくまでもコンサルタントとして経験による見解です。そのため、保証するものではございません。
・各規格の原文はありません。また、規格番号や題目なども当社の解釈です。
・各規格については、規格公式サイトを必ず確認してください。
・メールコンサルティングは空きが少しあります(2024年12月現在)。この機会に「ちょっと相談」してみませんか?1週間の無料サービス期間を是非ご利用ください。
サービスのお問い合わせはこちら

2025年:新企画始動告知!
メールコンサルティング初回契約:初月50%以上割引
サービス詳細はこちら

・オンラインコンサル/現地コンサルの空き状況について

【現在の空き状況:2025年1月現在】
・平日:6時間以上ご利用で月1回のみ
・夜間:19:30-21:00でご相談承ります
・土日:少々空きあります
オンライン会議システムを利用したコンサル詳細はこちら

VDA6.3規格題目一覧
P1 ポテンシャル分析
P2 プロジェクトマネジメント
P3 製品及びプロセス開発の計画
P4 製品及びプロセス開発の実施
P5 サプライヤー管理
P6 生産プロセス分析
P7 顧客ケア・顧客満足度とサービス

VDA6.3:ノウハウ教材で学習しませんか?
IATF16949とリンクして学習可能!

VDA6.3の理解は「IATF16949」とのリンクが鍵!
VDA6.3を正しく理解し、実務に活かすには、IATF16949とのつながりを意識することが欠かせません。本教材では、VDA6.3の各プロセス評価項目がIATF16949の要求事項とどう結びつくのかを丁寧に解説。審査対応やサプライヤー管理の実務で即使える視点で作成しています。プロセス監査初心者にもわかりやすく、基礎から応用までを体系的に学べる内容です。

大項目 説明 詳細リンク
学習教材 VDA6.3の構築・対応ノウハウがわかる!
【教材】No.6-001_VDA6.3学習教材_全項対応
詳細はこちら
学習教材 IATF16949との対比で理解!
【教材】No.6-008_学習教材_IATF16949要求事項対比表
詳細はこちら

VDA6.3_P2:プロジェクトマネジメントは超大事!

VDA6.3のP2:プロジェクトマネジメント①

VDA6.3で監査を行われる際は、VDA6.3の規格に基づきプロセス監査が実施されます。

この監査のスタートで多くの企業が一番最初に見るポイントとして、P2:プロジェクトマネジメントの内容を確認することがほとんど。

大企業ではなく中小企業の仕入先が困るのがこのプロジェクトマネジメントの要求事項といっても過言ではありません。

なぜなら、日本には「阿吽の呼吸」といった言葉があるように、プロジェクトでコミュニケーションを取らなくても、それぞれの専門家のコミュニケーション・上司/部下の関係などで事を済ますことが多いので、プロジェクト制を採用していない中小企業が多いためです。

そのため、VDA6.3で監査されるとわかってから要求事項を見ると「対応していない」といったことに気づき、慌ててプロジェクトを発足する企業もあるのではないでしょうか?

そんな付け焼き刃の対応ではVDA6.3監査で合格をもらうことはできません。つまり、欧州顧客と取引はできないということです。

ではどうすればいいのかという点を踏まえ、次にVDA6.3が求めるP2:プロジェクトマネジメントについて見いきましょう!

P2:プロジェクトマネジメントの仕組みを作る!

8.3.2.1_APQP流れ

VDA6.3_P2の要求に対応するためには、プロジェクト管理の仕組みが必要です。

この仕組の構築には、プロジェクト管理に関する規定及び、コアツールのAPQPの仕組みが必要です。

顧客からの引き合いが来た時点で顧客との連絡窓口・プロジェクトリーダー・技術担当・・・など専門家が集まる「プロジェクト組織図」が形成されることが一歩目。

プロジェクトスタートからクローズまでのプロジェクトマネジメントの仕組みを作ることが求められるので、必ず規定を作成してください。

関連要求事項

P2:プロジェクトメンバーの責任とスキルを明確に!

VDA6.3のP2:プロジェクトマネジメント③

VDA6.3で監査する顧客は、プロジェクト組織を構成する人員についての管理・スキルについてこだわります。

例えば、以下のような質問をされた貴社はどのようにお答えされますか?

①プロジェクトリーダーはどのように任命されますか?
②任命された人がふさわしい理由はなんですか?
③プロジェクトメンバーの方の業務負荷が偏っていない根拠を教えてください。
④プロジェクト構成員は、技術力・購買力・品質管理能力はありますか?

これらの任命プロセスはプロジェクトマネジメントの一部として管理されていなければなりません

また、プロジェクトメンバーの実力がないとプロジェクトが失敗することもあります。

欧州自動車メーカーは、このプロジェクト人員の実力なども確認しますのできちんと準備しましょう!

ワンポイントアドバイス

VDA6.3監査は、各プロセスの質問を深く追及するのが特徴です。これは「取引」を前提としているので、その企業が持つ固有のリスクを把握し、是正・改善してもらい、両社がWin-Winの関係を保つことが目的です。いじわるをするためではありません(笑)!

関連要求事項

QMS認証パートナー:メール相談サービス①

QMS認証パートナーの人気サービスのご紹介
📩 QMSメール相談サービス
サービスの詳細はこちら

ISO9001・IATF16949・VDA6.3に関するちょっとした疑問や不安。「誰かに聞けたらすぐ解決するのに…」と感じたことはありませんか?
そんな現場の声に応える「質問1回から使える専門相談サービス」です。
面談不要、メールだけで完結。
初回は無料で1回質問OKなので安心
月額プラン(サブスク形式)なら何度でも安心相談!
→審査直前の駆け込み対応や、日々の運用相談もまとめてサポートいたします。

P2:プロジェクトマネジメント管理ツール(帳票)必須!

VDA6.3のP2:プロジェクトマネジメント④

VDA6.3の監査では、プロジェクトマネジメントをどのように行っているかの帳票を確認します。

別に帳票である必要はないですが、なんらかのツールがないとNGです。

このプロジェクトマネジメント帳票には、主に下記のような内容が管理されていなければアウトです。

VDA6.3:P2のプロジェクトマネジメント必須内容

①コスト管理:プロジェクトコスト管理(人・もの・金)
②進捗管理:顧客マイルストーンに対して計画整合
③要員管理:プロジェクト組織メンバー管理
④リスク管理:プロジェクトリスク
⑤外部管理:顧客日程/仕入先日程
⑥調達管理:特に長納期品のボトルネック資源管理が重要
⑦コミュニケーション管理:連絡窓口や上申プロセスの明確化
⑧顧客要求管理:顧客要求仕様書・契約・SQMなど
⑨プロジェクト目標:Cpk1.67以上など

これらをプロジェクト管理規定に基づきマネジメントすることを要求しているのがP2です。そのため、これらの詳細をP2では仕組みと同時に証拠込みで確認されます。

関連記事

P2:顧客要求事項・法令規制のインプットの漏れはNG!

VDA6.3では、顧客固有要求事項や契約・法令規制要求事項などがプロジェクトにインプットされているかを確認することを要求しています。

P2の内容では、顧客要求がきちんとプロジェクト計画に反映されていることが重要なので、漏れがないようにしてください。必ず顧客監査で確認されますし、それらの要求がインプットされた結果(計画)が見れられます。

これは、タートル図できちんと漏れがないようにしていることを仕組み的に説明し、それがプロジェクト管理ツールにきちんとインプとされていることの説明ができるようにすればOKです。

VDA6.3のP2:プロジェクトマネジメント⑤

P2:APQPに基づくDR日程とイベント管理が重要

VDA6.3の全体の要求として、大日程計画とイベントごとの詳細計画の要求があるので、P2ではこの大日程計画管理が確認されます。

この大日程計画では、顧客のマイルストーン(開発計画)と自社のDR日程の整合が取れており且つ、必要に応じて進捗を顧客に上申する仕組みがあるかが確認されるので、大日程計画(最低限DR日程がわかること)を必ず作成してください。

VDA6.3のP2:プロジェクトマネジメント⑥

P2:仕入先管理はプロジェクマネジメントの一部

VDA6.3のP2:プロジェクトマネジメント⑦

VDA6.3監査のP2範囲で確認されるポイントは、プロジェクトマネジメントの一部として、仕入先管理が含まれていることが重要です。

特に管理項目として、下記の内容がプロジェクト管理の一部として管理されていることを確認されるので、きちんと準備しましょう。

VDA6.3:P2が求める仕入先管理

①購買契約のタイミング
②納品物の入荷タイミング
③第二者監査タイミング
④仕入先の開発進捗管理

これらの日程管理(監視)が行われていることが求められるので、しっかり管理しましょう。

P2:プロジェクトマネジメントは「変更管理」が重要!

私自身VDA6.3で監査をすることが多いのですが、その際に仕入先様のプロジェクト計画を見ると、プロジェクトの変更がプロジェクト計画に反映されていない事例が非常に多いです。

これらはP2:プロジェクトマネジメントの要求と反しているため不適合です。

プロジェクトの変更は、顧客から通達がある場合は、自社や購買先の都合により変更される場合があります。

それらのプロジェクト計画の変更は、履歴込みで管理されていないとNG。

プロジェクト日程の変更もきちんと管理するようにしてください。

【告知】梅雨のQMS構築応援祭:6/1~7/31
教材・規定・帳票:最大50%の大特価

●こんな企業様におすすめ●
①事務局としてQMS構築を任されている方
②QMSの規定・帳票を短期間で整備したい方
③現在のQMSを見直し、運用レベルを上げたい方
④社内教育や内部監査に使える教材をお探しの方

さらに!今だけ特典
ご購入金額に応じて「無料メールコンサルティング」サービスをプレゼント!Web記事担当兼コンサルタントが皆様のお悩みにお答えします。
✅ 10,000円以上ご購入:1件(1問)
✅ 30,000円以上ご購入:3件(3問)
✅ 50,000円以上ご購入:5件(5問)
※ご購入後、お問合せページより無料メールコンサル申し込み連絡をお願いします!
お問合せページはこちら

P2:問題が発覚したらしっかり上申!

5.3.2_上申プロセス

プロジェクトを遂行する段階で様々な問題が発覚する・顕在化することはよくあります。

そんなときは、早めに関係者に連絡・顧客に連絡する必要がありますよね!

それらはプロジェクトマネジメントの仕組みの一つとして管理されていなければなりません。

VDA6.3のP2:プロジェクトマネジメントでは、これらの仕組みを要求しているので、要求事項に基づく上申プロセスの構築が必須です。

また、監査では実際に上申された事例を確認されるので、きちんと準備しておきましょう!

VDA6.3:P2に関してのFAQ


メールコンサルティングでよくある質問をFAQ形式で3つご紹介致します!もっと詳しく質問したい場合は、是非「メールコンサルティングサービス」をご活用くださいね!どんな疑問についても丁重にお答えします!
有料版記事」では、非公開ノウハウもどんどんアップしてますので、是非ご利用いただければ幸いです。
【ピックアップ:有料版記事情報】
 ISO9001:認証審査/定期監査の質問厳選事例特集はこちら
 IATF16949:認証審査/定期監査の質問厳選事例特集はこちら

VDA6.3のP2に対応するためにプロジェクトマネジメントの仕組みを構築するにはどのくらいの期間が必要ですか?

プロジェクトマネジメントの仕組みを構築する期間は、企業の規模や現在の体制によって異なります。一般的に、中小企業の場合、3ヶ月から6ヶ月程度の準備期間が必要です。すでにプロジェクト管理体制が整っている場合は、より短期間で対応可能です。IATF16949のプロジェクト組織体制の徹底度が問われますので、注意しましょう!

VDA6.3のP2では、どのようなプロジェクト管理ツールが必要ですか?

VDA6.3のP2に対応するためには、コスト管理、進捗管理、リスク管理、コミュニケーション管理など、プロジェクトの全体を把握できるツールが必要です。特定のソフトウェアは推奨されていませんが、エクセルや専用のプロジェクト管理ソフトを活用することで、効果的に管理することができます。

VDA6.3のP2で顧客からの監査に合格するためにはどのような準備が必要ですか?

顧客からの監査に合格するためには、プロジェクト組織の役割分担が明確になっていることや、進捗・リスク管理が適切に行われていることが重要です。また、顧客要求を漏れなくプロジェクト計画に反映し、問題が発生した際の報告プロセスが整備されていることも確認されます。

VDA6.3のP2:プロジェクトマネジメント:まとめ

VDA6.3のP2:プロジェクトマネジメントについて解説はいかがでしたか?

日系企業における中小企業様では確立されていないプロジェクトマネジメントの要求事項となっているので、構築に苦労されることも多いと思います。

本要求事項は、IATF16949との要求事項の対比及び、VDA6.3のP2の要求事項をきちんと理解した上での構築が必須です。

当サイトでは、VDA6.3の構築ノウハウを販売しているので、是非この機会にご購入を検討していただければ幸いです。

わかりやすい構築ノウハウがIATF16949とのリンクで理解できるので、初心者の方でも理解を深めることが可能です!

それではまた!

新感覚のメールコンサルティングサービス
IATF16949・ISO9001・VDA6.3に特化したメールコンサルティング
【このサービスが人気の理由】
①:本当に必要な部分だけを相談できるから、コスパが抜群
②:難しい要求事項も、実際の現場に合わせたわかりやすい説明がもらえるから
③:初めてでも安心!専門用語をかみ砕いた、丁寧なサポートが受けられるから

【サービスの特徴】
品質マネジメントの悩みは、お気軽にご相談ください。IATF16949・ISO9001・VDA6.3に精通した専門家が、メールで丁寧にお応えします。「これって聞いていいのかな?」という疑問も、まずは1回お試しください。初回は無料。1質問から気軽に使えるから、コンサル契約前の“確認用”としても最適です。

相談内容:3つの約束
IATF16949・ISO9001・VDA6.3に関する疑問や実務の悩みに対応しています。
要求事項の意味を分かりやすく解説し、現場での実践につながるポイントまで丁寧にお伝えします。
審査対応や文書作成、FMEA・CPの見直し、品質目標やKPI設定など、幅広いテーマに対応可能です。
「この質問はしていいのかな?」と悩む前に、まずはお気軽にご相談ください!
お問い合わせページはこちら

品質マネジメントシステム構築・学習支援

QMS認証パートナーでは、ISO9001・IATF16949・VDA6.3など専門的なコンサルティングサービス並びに、学習支援などを行っております。オンラインやデジタルコンテンツの強みを活かした新しいサービスを提供いたします。
無料で学習可能:QMS学習支援サイト(本サイト)
有料で構築支援:QMS認証パートナー

コンサルティングサービス

現地コンサルティング
課題解決No.1

現場課題を徹底支援!直接訪問コンサルで認証取得徹底支援(好評に付き新規停止中)

学習支援

構築ノウハウ教材
社内構築に最適
転職のメリットを考える
IATF16949構築
コアツール構築
VDA6.3構築
ISO9001構築

帳票サンプル
最重要ポイントがわかる!
IT系を学ぶ
IATF16949対応帳票
コアツール対応帳票
まとめ買い:学習帳票
ISO9001帳票

規定サンプル
ルール構築が楽々♪
面接対策
IATF16949対応規定単品
まとめ買い:学習規定