
こんにちは、ISO9001・IATF16949取得を目指す皆さん。今日の話題は「ISO19011」についてです。監査の手法、その意義、そしてこれがなぜあなたの企業にとって重要なのかを解説していきます。ISO19011について知ることは、質の高いマネジメントシステムを運用するための鍵となるのです!
ISO19011とは?
ISO19011は、あらゆる種類のマネジメントシステムの監査のための指針を提供する国際規格です。
この規格は、ISO 9001やISO 27001などと同様に、附属書SLを準拠しています。
これは、すべてのマネジメントシステムの国際規格が一貫した形式と内容を持つことを保証するものです。
具体的には、同じ基本要素、共通の用語と定義、そして同じコアテキストを含むということです。
監査の原則とISO19011
ISO19011は、監査の原則に基づいています。これらの原則は監査の品質と効果を確保するために不可欠で、以下の7つから成り立っています。
- 高潔さ -監査員は常に誠実で、専門的な行動をとるべきです。
- 公正な報告 -監査員は真実と公平を保証し、偏りのない結果を提供します。
- 専門家としての正当な注意 -監査員は、自身の専門知識とスキルを適用して合理的な判断を下します。
- 機密保持 -監査員は情報を適切に管理し、情報の機密性を保護します。
- 独立性 -監査員は客観的であり、監査活動は予測された結果や影響に影響を受けることがないようにします。
- 証拠に基づくアプローチ -監査は信頼性のある、関連性のある、そして目的に適した証拠に基づいて行われます。
- リスクに基づくアプローチ -監査はリスクと機会に注目し、その結果がシステムの効果を最大化することを確保します。
これらの原則は、ISO19011における監査の手法の基盤を形成します。これらを理解し、適用することで、監査の質を高め、効果的な結果を生み出すことができます。
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ISO19011に基づく監査の必要性
では、なぜISO9001やIATF16949の運用において、ISO19011に基づく監査が不可欠なのでしょうか?
それは、これらの規格は品質管理システム(QMS)としての役割を果たし、その適用は企業の業績向上に寄与するからです。
ISO19011に基づく監査は、システムの有効性を評価し、必要な改善を特定するための手法となります。
ISO19011に基づく監査は、ISO 9001やIATF16949の要求事項が適切に満たされているかを評価します。
これにより、企業は顧客の期待を超える品質を提供する能力を証明することができます。
また、企業は監査を通じて、プロセスの改善点を特定し、業績をさらに向上させることが可能となります。
結論:ISO19011の重要性
ISO19011は、IATF16949取得を目指す企業にとって重要なツールです。
その理由は、ISO19011に基づく監査を通じて、品質管理システムが適切に運用されているか、そして改善の余地はないかを評価できるからです。
監査の手法と原則を理解し、それらを適用することで、企業は品質の向上、顧客満足度の向上、そして最終的には業績の向上を実現できるのです。
最後に、ISO19011を理解し、その原則に基づいた監査手法を適用することは、企業がIATF16949を取得し、持続可能な成功を達成するための重要なステップです。
何よりも、これは組織の持続的な改善と成長を促進するための道しるべとなります。
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