春のQMS構築キャンペーン:4/19~5/31まで延長

【IATF16949攻略】4.4.1.1:製品及びプロセスの適合の要求事項徹底解説!

IATF16949:4.4.1.1の製品及びプロセスの適合のポイントは、品質マネジメントシステム及びそのプロセスが、本規格に適合していることを証明するための適用範囲(製品・サービス全て)を明確に要することを要求しています。この要求事項に基づき、きちんと運用する仕組みを構築しましょう。

今回の記事は、IATF16949:4.4.1.1の製品及びプロセスの適合の規格解釈、構築ポイントについて解説いたします。


この記事を書いた人

品質マネジメントシステム普及の応援が目的のサイトです!「難解な規格を簡単に解説」をモットーに、「ちょっと相談したい」ときに頼りになるコンサルタントを目指しています!まずはお気軽にご連絡ください★

ご利用方法・告知・注意点などはこちら

「無料で学ぶ」「有料で実践する」——皆様の目的に合わせて活用可能です!

QMS・品質管理・製造ノウハウを無料で学びたい方へ
👉 本サイトQMS学習支援サイト」を活用しましょう!「QMSについて知りたい」「品質管理の基礎を学びたい」方に最適!
✔ IATF 16949やISO 9001・VDA6.3の基礎を学ぶ
✔ 品質管理や製造ノウハウを無料で読む
✔ 実務に役立つ情報を定期的にチェック

実践的なツールやサポートが欲しい方へ
👉 姉妹サイトQMS認証パートナーでは、実務で使える有料のサポートサービスを提供!「すぐに使える資料が欲しい」「専門家のサポートが必要」な方に最適!
✔ コンサルティングで具体的な課題を解決
✔ すぐに使える帳票や規定のサンプルを購入
✔ より実践的な学習教材でスキルアップ

皆様の目的に合わせて活用可能です!

・当サイトの内容は、あくまでもコンサルタントとして経験による見解です。そのため、保証するものではございません。
・各規格の原文はありません。また、規格番号や題目なども当社の解釈です。
・各規格については、規格公式サイトを必ず確認してください。
・メールコンサルティングは空きが少しあります(2024年12月現在)。この機会に「ちょっと相談」してみませんか?1週間の無料サービス期間を是非ご利用ください。
サービスのお問い合わせはこちら

2025年:新企画始動告知!
メールコンサルティング初回契約:初月50%以上割引
サービス詳細はこちら

・オンラインコンサル/現地コンサルの空き状況について

【現在の空き状況:2025年1月現在】
・平日:6時間以上ご利用で月1回のみ
・夜間:19:30-21:00でご相談承ります
・土日:少々空きあります
オンライン会議システムを利用したコンサル詳細はこちら

第4章:組織の状況「要求事項リスト」
ISO・IATF 4章
※IATF運用には、ISO9001の要求事項の運用が必須です。
条項 題目 ISO9001 IATF
第4章 組織の状況
第5章 リーダーシップ
第6章 計画
第7章 支援
第8章 運用
第9章 パフォーマンス評価
第10章 改善
条項 題目 ISO9001 IATF
4.1 組織及びその状況の理解
4.2 利害関係者のニーズ及び期待の理解
4.3 品質マネジメントシステムの適用範囲の決定
4.3.1 品質マネジメントシステムの適用範囲の決定-補足
4.3.2 顧客固有要求事項
4.4(4.4.1) 品質マネジメントシステム及びそのプロセス
4.4.1.1 製品及びプロセスの適合
4.4.1.2 製品安全
4.4.2 題目なし(文書管理要求)
ISO9001/IATF16949を徹底支援!
商品・サービスを利用して楽々構築

・規格の理解:ノウハウ教材
・構築の支援:帳票/規定サンプル
・運用のコツ:有料版記事
・相談したい:メール/オンラインコンサル
・現地で相談:コンサルティングサービス

ISO9001/IATF16949の構築・運用のコツは「規格の理解」と「ルールと記録の構築」の2つがカギ!現在とのギャップを埋める教材とサンプルを利用しつつ、相談しながら低コストで対応可能なノウハウをご提供いたします!
【QMSおすすめ商品】

👑 教材No. タイトル:詳細はこちら
1 No.1-001 IATF16949+ISO9001学習支援教材
2 No.2-001 コアツール学習支援教材(IATF)
3 No.3-001 ISO9001学習支援教材

【補足】
○:お振込・クレジットカード払いが可能です。
○:請求書・領収書の発行は自動で行えます!
○:お得なキャンペーン情報などは本記事トップをご確認ください。

IATF16949:4.4.1.1の製品及びプロセスの適合の規格解釈

IATF16949:4.4.1.1の製品及びプロセスの適合の要求事項では、自動車に関わる全ての製品及びプロセスが、IATF16949の規格に該当し且つ、全ての自動車産業顧客及びそれに準ずる法令・規制要求事項に適合していることを立証することを意図しています。

【特に審査・監査の際に見られるポイント】
顧客固有要求事項及び法令・規制要求事項が全てのプロセスに対してきちんと展開されているかが問われることが多いので、確実に展開されている仕組みと証拠を提示できるようにしてください。

この展開には、自社内のみならずサプライチェーン(仕入先全体)に対してもきちんと展開されていることが求められるので注意が必要です。

サービス部品・アウトソースした工程外注先も含める

IATF16949:4.4.1.1の製品及びプロセスの適合の要求事項では、サービス(メンテナンス業者など)やアウトソース(外注組立先)したプロセスについても、自社の品質マネジメントシステムの一部として管理されていることが求められています。

審査の際も「アウトソースしているプロセスはありませんか?」と必ず聞かれることが多いので、アウトソースしたプロセスについては、明確にするとともに、IATF16949の規格に準じた管理を行うようにすることが構築ポイントです。

📩 IATF16949・ISO9001・VDA6.3対応 メール相談サービス
「この1つだけ聞きたい」に応える、メールでの1質問コンサル

品質マネジメントの現場で、「今すぐ誰かに聞きたい」と思ったことはありませんか?このメール相談サービスは、IATF16949・ISO9001・VDA6.3に特化した専門家が、1つの質問から丁寧にお応えするライトな相談サービスです。

よくあるお悩み
✔ 社内にノウハウがなく、進め方に迷っている
✔ 審査直前、誰かに最終チェックしてほしい
✔ 不適合を指摘されたけど、どう対応すれば?

このサービスが選ばれる理由
✔ 面談不要、メールだけで完結
✔ 必要なときに、1質問単位で相談できる
✔ 初回無料お試し付きで、導入のハードルが低い

こんな企業様におすすめです
✔ 認証取得・更新を目指す企業担当者様
✔ 内部監査・外部審査に不安を抱えている事務局様
✔ サプライヤー監査やVDA6.3対応の準備を進めたい方
✔ コンサル契約はまだ早いけれど、専門家の視点が欲しい方

プラン カテゴリー 詳細
1質問完結 全QMSに関する質問OK 詳細はこちら
質問し放題 ISO9001 詳細はこちら
質問し放題 IATF16949 詳細はこちら
質問し放題 VDA6.3 詳細はこちら

※不明点などがあれば、お気軽にお問合せください。
お問い合わせはこちらから

利害関係者の要求を満たすことを確実にする

IATF16949:4.4.1.1の製品及びプロセスの適合の要求事項で重要なのは、顧客と法令・規制当局の要求を満たすことを確実に行っていることを説明できることです。

この仕組みを構築することは、APQPスタート段階で確実にそれらの情報がインプットされ、量産移行後の製品に対してきちんと検証・検査されていることが求められます

インプットされた情報が製品という形でアウトプットされますが、単純な検査で終わらず、顧客要求・法令・規制要求事項が確実に満たされた証拠例えば、信頼性試験・環境適合証明(Rohs対応など)・出荷検査記録など様々な形で証拠を残す仕組みが重要です。

これらの様々な資料がAPQP段階や量産移行後の各記録で証明できるかを審査で問われます。

超重要要求事項

IATF16949:4.4.1.1の製品及びプロセスの適合はどこに記載すればいい?

IATF16949:4.4.1.1の製品及びプロセスの適合についての取組内容は、品質マニュアルの4.4.1.1項に要求事項をそのまま書くことが一つ。

もう一つは、タートル図のインプットに「顧客固有要求事項(CSRs)」「法令・規制要求事項」を全プロセスのタートル図に確実に入れておくことがポイントです。

そうすることにより、審査員からもインプット内容として入っていることがわかるのでおすすめです。

顧客固有要求事項は超重要


品質マネジメントシステムの構築に重要なのは、「要求事項に沿ったルールと記録」の2つです。サンプルを利用して構築をスムーズに進めてみませんか?構築・学習教材として是非ご利用ください!
①規定:サンプルはこちら
②帳票:サンプルはこちら
③有料版記事:要求事項対策ヒント、審査攻略などはこちら

【補足】
○:お振込・クレジットカード払いが可能です。
○:請求書・領収書の発行は自動で行えます!
○:お得なキャンペーン情報などは本記事トップをご確認ください。

IATF16949:4.4.1.1に関するFAQ

メールコンサルティングでよくある質問をFAQ形式で3つご紹介致します!もっと詳しく質問したい場合は、是非「メールコンサルティングサービス」をご活用くださいね!どんな疑問についても丁重にお答えします!
有料版記事」では、非公開ノウハウもどんどんアップしてますので、是非ご利用いただければ幸いです。
【ピックアップ:有料版記事情報】
 ISO9001:認証審査/定期監査の質問厳選事例特集はこちら
 IATF16949:認証審査/定期監査の質問厳選事例特集はこちら

IATF16949:4.4.1.1の要求事項に基づき、アウトソースしたプロセスも管理しなければならないのですか?

はい、IATF16949:4.4.1.1では、全てのプロセスが対象となります。自社内の製品・プロセスだけでなく、アウトソースした工程やサービス部品に関しても、品質マネジメントシステムの一環として管理することが求められています。審査の際にもアウトソースしたプロセスが適切に管理されているか確認されるため、確実に対応する仕組みを構築することが重要です。

IATF16949の審査で、顧客固有要求事項(CSR)や法令・規制要求事項の適合をどう証明すればよいですか?

審査では、顧客固有要求事項(CSR)や法令・規制要求事項が全てのプロセスに適切に展開されていることが確認されます。そのため、APQPの段階でインプットされた情報が、製品やプロセスに正しく反映されていることを証明する信頼性試験結果や出荷検査記録などの証拠資料を準備しましょう。これらの記録を審査で提出することで、要求事項への適合を証明することができます。

IATF16949:4.4.1.1の要求事項を品質マニュアルにどのように反映すればよいですか?

IATF16949:4.4.1.1の要求事項は、品質マニュアルの該当項目(4.4.1.1項)にそのまま記載することが推奨されます。さらに、全プロセスのタートル図のインプット項目に「顧客固有要求事項(CSR)」および「法令・規制要求事項」を明確に組み込むことで、審査員に対しても適切に展開されていることが示せます。このような記録の整備は、審査対応においても重要なポイントです。

IATF16949:4.4.1.1の製品及びプロセスの適合:まとめ

IATF16949:4.4.1.1の製品及びプロセスの適合の規格解釈および構築ポイントは如何でしたでしょうか?この要求事項のポイントは、自社だけがIATF16949に対して取り組むのではなく、サービス会社(メンテナンス会社など)やアウトソース会社(工程の一部を外注した会社など)も管理下に置くことが要求されています。

その要求の中には、IATFの要求事項だけではなく、顧客固有要求事項と法令・規制要求事項も確実に展開されていることが求められています。

審査の際に提出するタートル図にきちんとインプット情報として入れておくことで対応可能になりますが、大事なことは自社の仕組みの中で展開されていることが一番大事なポイントなので、しっかり構築しましょう!

それではまた!

新感覚のメールコンサルティングサービス
IATF16949・ISO9001・VDA6.3に特化した1質問コンサルティング

「この要求事項、どう解釈すればいい?」「監査前に、ちょっとだけ確認したい」そんな品質マネジメントに関する“ピンポイントの悩み”に、1質問から丁寧にお応えします。
「大げさなコンサルは要らない」「今すぐ答えがほしい」そんなニーズにぴったり寄り添うサービスです。

【このサービスが人気の理由】
①:本当に必要な部分だけを相談できるから、コスパが抜群
②:難しい要求事項も、実際の現場に合わせたわかりやすい説明がもらえるから
③:初めてでも安心!専門用語をかみ砕いた、丁寧なサポートが受けられるから
1質問完結プランの詳細はこちら

【サービスの特徴】
✅IATF16949・ISO9001・VDA6.3に特化
現場経験豊富なコンサルタントが、教科書的な答えではなく、実践的なアドバイスをお届けします。
✅1質問単位で利用できる
「ちょっと聞きたい」「少しだけ不安を解消したい」という時に、気軽に利用できるスタイル。
✅スピード返信・明快な回答
疑問にできる限り早く・わかりやすく回答し、次の行動にすぐ移れるようサポートいたします!

具体的な相談内容例
・IATF16949・ISO9001の審査で指摘された不適合の改善方法を知りたい
・VDA6.3の監査に対応するためのポイントを教えてほしい
・品質マニュアルや手順書の作成・見直しのアドバイスが欲しい
・管理計画(CP)やFMEAの作成・修正について相談したい
・品質目標の設定方法や、KPIの適切な管理方法を知りたい
・顧客からの品質要求に対応するための方法を教えて欲しい
「この質問はしていいのかな?」と悩む前に、まずはお気軽にご相談ください!
お問い合わせページはこちら

品質マネジメントシステム構築・学習支援

QMS認証パートナーでは、ISO9001・IATF16949・VDA6.3など専門的なコンサルティングサービス並びに、学習支援などを行っております。オンラインやデジタルコンテンツの強みを活かした新しいサービスを提供いたします。
無料で学習可能:QMS学習支援サイト(本サイト)
有料で構築支援:QMS認証パートナー

コンサルティングサービス

現地コンサルティング
課題解決No.1

現場課題を徹底支援!直接訪問コンサルで認証取得徹底支援(好評に付き新規停止中)

学習支援

構築ノウハウ教材
社内構築に最適
転職のメリットを考える
IATF16949構築
コアツール構築
VDA6.3構築
ISO9001構築

帳票サンプル
最重要ポイントがわかる!
IT系を学ぶ
IATF16949対応帳票
コアツール対応帳票
まとめ買い:学習帳票
ISO9001帳票

規定サンプル
ルール構築が楽々♪
面接対策
IATF16949対応規定単品
まとめ買い:学習規定