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不適合品の管理が重要!QMSの真髄を解き明かします!

不適合品の管理。なんだか難しそうなフレーズですね。でも、ISO9001やIATF16949を取得を考えている企業にとって、この言葉は無視できません。

なぜなら、この不適合品の管理が、品質管理の要となるからです。

今回は、ISO9001・IATF16949がどのように不適合品の管理を求めているのか、その要求事項とそのNo.を説明し、不適合品が発生した場合の対応方法、そしてなぜそれが大切なのかについて詳しく解説していきます。


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不適合品とは何か?

不適合品の管理が重要!QMSの真髄を解き明かします!①

まずは基本から説明します。不適合品とは、製品やサービスが設計仕様、規格、法令などに適合していないものを指します。

具体的には、要求された条件や基準に対して「これは異なる」と判断されるものが不適合品であり、このような不適合品は、品質に問題があることを示しており、適切な管理が必要です。

不適合品を正しく管理することは、製品の品質を維持するために非常に重要であり、顧客満足度の向上にもつながります。

管理を怠ると、品質低下によるクレームや返品が発生し、企業の信頼性が損なわれる可能性があります。逆に、不適合品を適切に対処し、再発防止策を講じることで、品質管理の強化が図れ、企業の競争力を高めることができます。

不適合品に関連する品質マネジメントシステムの要求事項

ISO9001・IATF16949では、不適合品の管理について以下の要求事項を設けています。

不適合品が発生した場合の処置・隔離方法

不適合品の管理が重要!QMSの真髄を解き明かします!②

不適合品が発生した際には、まず「処置」を迅速に行うことが求められます。

この処置とは、不適合品を正確に識別し、他の製品と混ざらないように物理的に隔離することを意味します。これにより、不適合品が次の工程や顧客に流れ込むリスクを防ぐことができます。

また、不適合品に関する情報を詳細に記録することも重要です。

これには、不適合が発生した原因や状況を把握し、今後の再発を防止するためのデータとして活用されます。さらに、不適合品の発生を未然に防ぐための改善策を講じることで、製品品質の向上や企業の信頼性向上に繋がります。

適切な隔離と再発防止策を通じて、企業は品質管理の強化を図り、顧客満足度の向上を目指すことが可能となります。

不適合品が発生した後の是正処置方法

不適合品の管理が重要!QMSの真髄を解き明かします!③

不適合品が発生した後には、問題の根本原因を特定し、再発を防止するための「是正」処置を取ることが重要です。

この是正処置は、問題が再度発生しないように、プロセスやシステムに改善を加える具体的な行動を指します。例えば、原因を分析し、製造プロセスの変更や検査体制の強化などが行われることがあります。

是正処置の実施は、不適合品を管理し改善するための不可欠なステップであり、組織全体の品質向上に寄与します。適切な是正処置を取ることで、製品の信頼性を高め、顧客満足度の向上に繋がり、組織の競争力も強化されます。

こうした取り組みは、長期的な品質改善のための基盤を形成し、組織が持続的に成長するための重要な役割を果たします。

不適合品とFMEA及びコントロールプランの関係

不適合品の管理が重要!QMSの真髄を解き明かします!④

不適合品の管理は、FMEA(故障モード影響解析)コントロールプランと深く関連しています。

これらのツールは、潜在的な不適合品の発生リスクを予測し、事前に予防策や対策を計画するのに役立ちます。FMEAを使用することで、プロセスや製品における故障の可能性を特定し、その影響を評価することが可能です。

一方、コントロールプランは、不適合品の発生を防ぐための具体的な手順を定め、品質管理を強化します。これにより、不適合品が発生した場合でも、迅速かつ効率的に対応し、製品品質の維持が可能となります。

これらの取り組みは、全体的な品質向上に寄与し、顧客満足度と企業の信頼性を高めるための基盤を提供します。

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不適合品を採用する方法はあるのか?

不適合品の管理が重要!QMSの真髄を解き明かします!⑤

不適合品を採用する方法には、主に2つの手順があります。

顧客へ特別採用申請を行う

1つ目は、顧客に対して特別採用申請を行い、その許可を得た上で不適合品を使用する方法です。

①まず不適合品が設計仕様や基準から外れていることを企業が確認し、その詳細を顧客に報告します。

②次に、その不適合品が特定の用途で使用可能であると顧客が判断した場合、特別に採用する許可を得ることができます。

③許可が下りた後は、その不適合品を適切に識別し、通常の製品とは区別して管理する必要があります。

このプロセスを通じて、不適合品を適切に使用するための透明性が確保され、製品の品質基準が維持されます。

顧客の承認を経て手直しまたは修理を行う

もう1つの方法は、顧客の許可を得てから不適合品を手直しや修理を行い、仕様に適合させる方法です。

①まず不適合品の問題点を特定し、その修理や手直しが可能かどうかを判断します。

②次に、顧客に対して修理や手直しの内容を説明し、許可を得ます。

③許可が得られた後、不適合品を修理し、仕様に適合させた上で使用します。

この方法により、修理された不適合品は最終的に顧客の要求に応じた製品として出荷されることができます。修理後も、製品が適切に機能し、品質基準を満たすことが確認されることで、顧客の信頼を維持し、製品の価値が確保されます。

ISO9001・IATF16949運用における不適合品の処置の重要性

ISO9001やIATF16949を運用するにあたり、不適合品の処置は非常に重要です。

不適合品の管理が適切でないと、製品の品質が低下し、顧客満足度が損なわれる可能性があります。また、不適合品が再発すると、企業の信頼性や評価も低下する可能性があります。

これらのリスクを回避するためにも、不適合品の適切な処置と是正は不可欠でありまた、IATF16949では、不適合品の管理が強く求められています。

これは、製品の品質を向上させ、顧客への納期を確保するための重要な要素となっています。従って、不適合品の処置と是正を適切に行うことで、組織全体のパフォーマンス向上と顧客満足度の向上に寄与します。

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不適合品の管理:まとめ

不適合品の管理が重要!QMSの真髄を解き明かします!⑥

ここまで詳しく説明してきたように、不適合品の適切な管理は、ISO9001/IATF16949を取得する・取得した企業にとって重要なポイントとなります。

不適合品の発生は、避けられないものです。

しかし、その対応方法、つまり不適合品の適切な処置と是正が、企業の品質管理の成熟度を示す指標とも言えます。

不適合品を適切に管理することで、製品の品質向上や顧客満足度の向上につながります。そしてこれは、企業の成功にとって非常に重要な要素となります。

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Q:メールコンサルティングサービスはどのような内容が含まれていますか?

A:月額20,000円のメールコンサルティングサービスには、IATF16949・ISO9001における品質マネジメントシステムに関する質問への回答、プロセス構築と改善のアドバイス、規格要求事項に関するご説明などが含まれます。メールでのやり取りを通じて、貴社の状況に応じた具体的なサポートを提供しいたしております。

Q:どのくらいの頻度でメールを送ることができますか?

A:基本的には月に何度でもメールで質問を送っていただいてOKです。ただし、回答には通常1〜3営業日を頂いております(多くはその日の内に回答可能です!)。やり取りの回数に制限はありませんが、1つのメールにつき明確な質問やテーマを設定していただくようお願いしております。

Q:メール以外の相談方法(電話やビデオ会議)は可能ですか?

A:現在のサービスはメールのみの対応となっておりますが、追加料金にて電話やビデオ会議での相談も承ります。詳細については別途お問い合わせください。
※2024年現在は、メールコンサルティング以外数カ月先まで予約がいっぱいとなっております。空き次第、弊社HPでアナウンス致します。

Q:品質マネジメントシステム初学者の企業です。導入しようと考えていますが、初心者でもサポートを受けられますか?

A:はい、もちろんです。初心者の方でもわかりやすく丁寧にサポートいたします。初めての導入に必要なステップや、どのように進めていくべきかも具体的にアドバイスいたしますので、安心してご利用ください。

Q:契約を解約する場合、どのような手続きが必要ですか?

A:サービスの解約は、次回請求日の2週間前までにメールにてご連絡いただければ対応いたします。解約にあたって特別な手続きは必要なく、解約後は翌月から請求されません。また、一度解約しても何度でも契約できますのでご安心ください。ただし、銀行振込の場合、一度でもその月に質問されますと請求が発生しますので、あらかじめご了承ください。

弊社サービスについてのよくあるご質問Q&A:まとめ
どのようなQMSコンサルティングサービスを提供していますか?

弊社では、ISO9001・IATF16949・VDA6.3の導入支援、運用改善、QMSの認証取得のサポートを提供しています。さらに、業界特有のニーズに応じたカスタマイズコンサルティングも可能です。コンサルティングのご依頼は、下記のフォームよりご連絡ください。
無料相談ご依頼フォームはこちら

QMSコンサルティングの料金プランについて教えてください。

料金はコンサルティングの範囲や企業の規模によって異なります。短期的なアドバイスから長期的なプロジェクト支援まで幅広く対応しており、初回の無料相談で見積もりをご案内いたします。一般的なプランについては、下記のリンクをご確認ください。
現地コンサルティング費用について
メールコンサルティング費用について

QMS認証取得のための具体的なサポート内容は何ですか?

弊社では、ISO9001・IATF16949認証及びVDA6,3構築に向けたギャップ分析、文書化支援、内部監査の実施、マネジメントレビューのサポートと認証機関手続き支援など、全プロセスをサポートします。お客様の状況に応じた個別対応も可能です。

デジタルコンテンツの中で、特に人気のある商品は何ですか?
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定期的なコンサルティングサービスも提供していますか?

はい。ただし、QMS認証後は一度契約は打ち切りとなり、その後はサポート契約となります。QMSの運用を継続的にサポートするための定期的なコンサルティングサービスとなり、直近の事例として、月次または四半期ごとのレビューや改善提案、内部監査の実施など、長期的なサポートプランもご利用いただいております。サポートの場合は、メールコンサルティングがお得です。
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QMSデジタルコンテンツの更新版はどのように提供されますか?

弊社のデジタルコンテンツは、法規制や要求事項の変更に対応するために定期的に更新しています。また、よりお客様のご希望に沿うために不定期で更新しております。既にご購入いただいたお客様には、更新版のコンテンツを割引価格でご提供できる場合もございますので、お気軽にお問い合わせください。
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