
ISO9001:10.3項の継続的改善の要求事項では、分析・評価の結果、継続的改善に取り組む必要性を検討し、組織的に実施することを意図しています。
今回の記事は、ISO9001:10.3項の継続的改善の要求事項の意味と構築ポイントについて解説します。
品質マネジメントシステム普及の応援が目的のサイトです!「難解な規格を簡単に解説」をモットーに、「ちょっと相談したい」ときに頼りになるコンサルタントを目指しています!まずはお気軽にご連絡ください★
「無料で学ぶ」「有料で実践する」——皆様の目的に合わせて活用可能です!
✅ QMS・品質管理・製造ノウハウを無料で学びたい方へ
👉 本サイト「QMS学習支援サイト」を活用しましょう!「QMSについて知りたい」「品質管理の基礎を学びたい」方に最適!
✔ IATF 16949やISO 9001・VDA6.3の基礎を学ぶ
✔ 品質管理や製造ノウハウを無料で読む
✔ 実務に役立つ情報を定期的にチェック
✅ 実践的なツールやサポートが欲しい方へ
👉 姉妹サイト「QMS認証パートナー」では、実務で使える有料のサポートサービスを提供!「すぐに使える資料が欲しい」「専門家のサポートが必要」な方に最適!
✔ コンサルティングで具体的な課題を解決
✔ すぐに使える帳票や規定のサンプルを購入
✔ より実践的な学習教材でスキルアップ
皆様の目的に合わせて活用可能です!
・当サイトの内容は、あくまでもコンサルタントとして経験による見解です。そのため、保証するものではございません。 ・各規格の原文はありません。また、規格番号や題目なども当社の解釈です。 ・各規格については、規格公式サイトを必ず確認してください。 ・メールコンサルティングは空きが少しあります(2024年12月現在)。この機会に「ちょっと相談」してみませんか?1週間の無料サービス期間を是非ご利用ください。 →サービスのお問い合わせはこちら |
2025年:新企画始動告知!
メールコンサルティング初回契約:初月50%以上割引★
サービス詳細はこちら
・オンラインコンサル/現地コンサルの空き状況について
【現在の空き状況:2025年1月現在】
・平日:6時間以上ご利用で月1回のみ
・夜間:19:30-21:00でご相談承ります
・土日:少々空きあります
オンライン会議システムを利用したコンサル詳細はこちら

条項 | 題目 | ISO9001 | IATF |
第4章 | 組織の状況 | 〇 | 〇 |
第5章 | リーダーシップ | 〇 | 〇 |
第6章 | 計画 | 〇 | 〇 |
第7章 | 支援 | 〇 | 〇 |
第8章 | 運用 | 〇 | 〇 |
第9章 | パフォーマンス評価 | 〇 | 〇 |
第10章 | 改善 | 〇 | 〇 |
条項 | 題目 | ISO9001 | IATF |
10.1 | 一般(改善) | ○ | ○ |
10.2.1 10.2.2 |
不適合及び是正処置 | ○ | ○ |
10.2.3 | 問題解決 | ○ | |
10.2.4 | ポカヨケ | ○ | |
10.2.5 | 補償管理システム | ○ | |
10.2.6 | 顧客苦情及び市場不具合の試験・分析 | ○ | |
10.3 | 継続的改善 | ○ | ○ |
10.3.1 | 継続的改善-補足 | ○ |
ISO9001/IATF16949の構築・運用のコツは「規格の理解」と「ルールと記録の構築」の2つがカギ!現在とのギャップを埋める教材とサンプルを利用しつつ、相談しながら低コストで対応可能なノウハウをご提供いたします!
【QMSおすすめ商品】
👑 | 教材No. | タイトル:詳細はこちら |
1 | No.1-001 | IATF16949+ISO9001学習支援教材 |
2 | No.2-001 | コアツール学習支援教材(IATF) |
3 | No.3-001 | ISO9001学習支援教材 |
【補足】
○:お振込・クレジットカード払いが可能です。
○:請求書・領収書の発行は自動で行えます!
○:お得なキャンペーン情報などは本記事トップをご確認ください。
この記事の目次
ISO9001:10.3項の継続的改善の意味
ISO9001:10.3項の継続的改善の要求事項では、、分析・評価の結果、継続的改善に取り組む必要性を検討し、組織的に実施することを意図しています。
品質マネジメントシステムの根本である「顧客満足の追求」が、組織の中で取り組まれることは決して「是正についての対応」だけではありません。
将来的に起こりうることに対しての予防として改善に取り組むことで、さらなる顧客満足を追求していくことが品質マネジメントシステムの最大の魅力です。
多くの企業は「是正」はするけど「改善」に取り組まれていないことが多く、顕在化した不具合だけに目が行きがちですが、それでは顧客満足の向上及びさらなら新規顧客の獲得へは繋がりにくいです。
そのために必要な改善活動を行い、顧客満足=自社の繁栄と捉えて取り組むことは非常に重要といえます。
継続的改善は他要求事項との関連が強い!
ISO9001:10.3項の継続的改善の要求事項では、以下のようなことが大事です。
本要求事項からもわかるように、継続的改善とは下記の要求事項のアウトプットの対応といえます。
関連記事
これらの対応がきちんと行うことができていれば、特別本要求事項を対応することはなく、逆に他要求事項から本要求事項で不適合となるケースが多いです。
📩 IATF16949・ISO9001・VDA6.3対応 メール相談サービス
「この1つだけ聞きたい」に応える、メールでの1質問コンサル
品質マネジメントの現場で、「今すぐ誰かに聞きたい」と思ったことはありませんか?このメール相談サービスは、IATF16949・ISO9001・VDA6.3に特化した専門家が、1つの質問から丁寧にお応えするライトな相談サービスです。
よくあるお悩み
✔ 社内にノウハウがなく、進め方に迷っている
✔ 審査直前、誰かに最終チェックしてほしい
✔ 不適合を指摘されたけど、どう対応すれば?
このサービスが選ばれる理由
✔ 面談不要、メールだけで完結
✔ 必要なときに、1質問単位で相談できる
✔ 初回無料お試し付きで、導入のハードルが低い
こんな企業様におすすめです
✔ 認証取得・更新を目指す企業担当者様
✔ 内部監査・外部審査に不安を抱えている事務局様
✔ サプライヤー監査やVDA6.3対応の準備を進めたい方
✔ コンサル契約はまだ早いけれど、専門家の視点が欲しい方
プラン | カテゴリー | 詳細 |
1質問完結 | 全QMSに関する質問OK | 詳細はこちら |
質問し放題 | ISO9001 | 詳細はこちら |
質問し放題 | IATF16949 | 詳細はこちら |
質問し放題 | VDA6.3 | 詳細はこちら |
※不明点などがあれば、お気軽にお問合せください。
お問い合わせはこちらから
ISO9001:10.3項の継続的改善はどこに記載すればいい?
ISO9001:10.3項の継続的改善の要求事項は、継続的改善管理規定などを作成せず、各要求事項に該当する規定内で、不適合からの是正処置及び継続改善への取り組み項目を準備して対応すればOK。
継続的改善の基本方針は、マネジメントレビュー管理規定に記入しておくと各プロセスとのリンクができるのでおすすめです。

品質マネジメントシステムの構築に重要なのは、「要求事項に沿ったルールと記録」の2つです。サンプルを利用して構築をスムーズに進めてみませんか?構築・学習教材として是非ご利用ください!
①ISO9001教材:詳細はこちら
②ISO9001帳票:サンプルはこちら
③有料版記事:要求事項対策ヒント、審査攻略などはこちら
【補足】
○:お振込・クレジットカード払いが可能です。
○:請求書・領収書の発行は自動で行えます!
○:お得なキャンペーン情報などは本記事トップをご確認ください。
ISO9001:10.3に関するFAQ
メールコンサルティングでよくある質問をFAQ形式で3つご紹介致します!もっと詳しく質問したい場合は、是非「メールコンサルティングサービス」をご活用くださいね!どんな疑問についても丁重にお答えします!
「有料版記事」では、非公開ノウハウもどんどんアップしてますので、是非ご利用いただければ幸いです。
【ピックアップ:有料版記事情報】
ISO9001:認証審査/定期監査の質問厳選事例特集はこちら
IATF16949:認証審査/定期監査の質問厳選事例特集はこちら
継続的改善とは、組織の品質マネジメントシステム(QMS)を常に向上させるためのプロセスを指します。これは、顧客満足度の向上や効率の改善を目的とし、PDCAサイクル(計画、実行、チェック、改善)を活用して行います。不適合の是正とは意味が異なるので注意してください。
継続的改善の取り組みは、改善のために実施した活動を記録し、定期的な内部監査やマネジメントレビューで評価する必要があります。改善の効果は、具体的な数値や指標(KPI)を用いて評価し、結果をフィードバックとして活用します。
継続的改善を日常業務に組み込むには、全従業員が品質向上の意識を持ち、改善提案制度などを導入することが有効です。また、教育・訓練を通じて改善の重要性を周知し、現場での小さな改善活動も重視します。特にプロジェクト化することがおすすめです。
ISO9001:10.3項の継続的改善:まとめ
ISO9001:10.3項の継続的改善の要求事項の規格解釈はいかがでしたか?
本要求事項は、他要求事項と深い関係にある為、特段本要求事項を意識して対応しなくても他要求事項で担保できるので安心です。
特に、第9章のパフォーマンス評価とのつながりが強いので、そちらを参照して構築しましょう!
それではまた!

「この要求事項、どう解釈すればいい?」「監査前に、ちょっとだけ確認したい」そんな品質マネジメントに関する“ピンポイントの悩み”に、1質問から丁寧にお応えします。
「大げさなコンサルは要らない」「今すぐ答えがほしい」そんなニーズにぴったり寄り添うサービスです。
【このサービスが人気の理由】 ①:本当に必要な部分だけを相談できるから、コスパが抜群 ②:難しい要求事項も、実際の現場に合わせたわかりやすい説明がもらえるから ③:初めてでも安心!専門用語をかみ砕いた、丁寧なサポートが受けられるから 1質問完結プランの詳細はこちら |
【サービスの特徴】
✅IATF16949・ISO9001・VDA6.3に特化
現場経験豊富なコンサルタントが、教科書的な答えではなく、実践的なアドバイスをお届けします。
✅1質問単位で利用できる
「ちょっと聞きたい」「少しだけ不安を解消したい」という時に、気軽に利用できるスタイル。
✅スピード返信・明快な回答
疑問にできる限り早く・わかりやすく回答し、次の行動にすぐ移れるようサポートいたします!
具体的な相談内容例
・IATF16949・ISO9001の審査で指摘された不適合の改善方法を知りたい
・VDA6.3の監査に対応するためのポイントを教えてほしい
・品質マニュアルや手順書の作成・見直しのアドバイスが欲しい
・管理計画(CP)やFMEAの作成・修正について相談したい
・品質目標の設定方法や、KPIの適切な管理方法を知りたい
・顧客からの品質要求に対応するための方法を教えて欲しい
「この質問はしていいのかな?」と悩む前に、まずはお気軽にご相談ください!
お問い合わせページはこちら