
ISO9001:5.2.2項の品質方針の伝達の要求事項は、経営者によって掲げられた品質方針を文書化し伝達し、常に入手できる状態にする仕組みを構築する要求事項です。
今回の記事は、ISO9001:5.2.2項の品質方針の伝達について解説いたします。
品質マネジメントシステム普及の応援が目的のサイトです!「難解な規格を簡単に解説」をモットーに、「ちょっと相談したい」ときに頼りになるコンサルタントを目指しています!まずはお気軽にご連絡ください★
「無料で学ぶ」「有料で実践する」——皆様の目的に合わせて活用可能です!
✅ QMS・品質管理・製造ノウハウを無料で学びたい方へ
👉 本サイト「QMS学習支援サイト」を活用しましょう!「QMSについて知りたい」「品質管理の基礎を学びたい」方に最適!
✔ IATF 16949やISO 9001・VDA6.3の基礎を学ぶ
✔ 品質管理や製造ノウハウを無料で読む
✔ 実務に役立つ情報を定期的にチェック
✅ 実践的なツールやサポートが欲しい方へ
👉 姉妹サイト「QMS認証パートナー」では、実務で使える有料のサポートサービスを提供!「すぐに使える資料が欲しい」「専門家のサポートが必要」な方に最適!
✔ コンサルティングで具体的な課題を解決
✔ すぐに使える帳票や規定のサンプルを購入
✔ より実践的な学習教材でスキルアップ
皆様の目的に合わせて活用可能です!
・当サイトの内容は、あくまでもコンサルタントとして経験による見解です。そのため、保証するものではございません。 ・各規格の原文はありません。また、規格番号や題目なども当社の解釈です。 ・各規格については、規格公式サイトを必ず確認してください。 ・メールコンサルティングは空きあります(2025年9月現在)。この機会に「ちょっと相談」してみませんか?1質問の無料サービス期間を是非ご利用ください。 →サービスのお問い合わせはこちら |
2025年:新企画始動告知!
メールコンサルティング初回契約:初月50%以上割引★
サービス詳細はこちら
・オンラインコンサル/現地コンサルの空き状況について
【現在の空き状況:2025年9月現在】
・平日:6時間以上ご利用で月1回のみ空きあり
・夜間:19:30-21:00でご相談承ります
・土日:少々空きあります
オンライン会議システムを利用したコンサル詳細はこちら

条項 | 題目 | ISO9001 | IATF |
第4章 | 組織の状況 | 〇 | 〇 |
第5章 | リーダーシップ | 〇 | 〇 |
第6章 | 計画 | 〇 | 〇 |
第7章 | 支援 | 〇 | 〇 |
第8章 | 運用 | 〇 | 〇 |
第9章 | パフォーマンス評価 | 〇 | 〇 |
第10章 | 改善 | 〇 | 〇 |
条項 | 題目 | ISO 9001 |
重要 帳票 |
IATF 16949 |
重要 帳票 |
5.1.1 | 一般(リーダーシップ) | ○ | ○ | ||
5.1.1.1 | 企業責任 | ○ | |||
5.1.1.2 | プロセスの有効性及び効率 | ○ | |||
5.1.1.3 | プロセスオーナー | ○ | ● | ||
5.1.2 | 顧客重視 | ○ | ○ | ||
5.2.1 | 品質方針の確立 | ○ | ● | ○ | |
5.2.2 | 品質方針の伝達 | ○ | ● | ○ | |
5.3 | 組織の役割・責任及び権限 | ○ | ● | ○ | |
5.3.1 | 組織の役割・責任及び権限ー補足 | ○ | ● | ||
5.3.2 | 製品要求事項及び是正処置に対する責任及び権限 | ○ | ● |
ISO9001/IATF16949の構築・運用のコツは「規格の理解」と「ルールと記録の構築」の2つがカギ!現在とのギャップを埋める教材とサンプルを利用しつつ、相談しながら低コストで対応可能なノウハウをご提供いたします!
【QMSおすすめ商品】
👑 | 教材No. | タイトル:詳細はこちら |
1 | No.1-001 | IATF16949+ISO9001学習支援教材 |
2 | No.2-001 | コアツール学習支援教材(IATF) |
3 | No.3-001 | ISO9001学習支援教材 |
○:お振込・クレジットカード払いが可能です。
○:請求書・領収書の発行は簡単ダウンロード!
→インボイス制度に基づく適格請求書発行事業者の登録番号も記載しています。
○:お得なキャンペーン情報などは本記事トップをご確認ください。
この記事の目次
ISO9001:5.2.2項の品質方針の伝達の意図
ISO9001:5.2.2項の品質方針の伝達の要求事項は、品質方針を社内及び社外に伝達する仕組みを求めている要求事項です。
トップマネジメント(経営者)によって決定された品質方針は、組織にとっての品質スローガンです。その品質方針に基づき様々な方向性が確立するので、確実に社内外に伝達する仕組みを構築しましょう。
次に、要求事項に対する構築ポイントについて解説します。
関連記事
品質方針は文書化し伝達!
ISO9001:5.2.2項の品質方針の伝達の要求事項では、以下のようなことが大事です。
まず「文書化した情報として利用可能」ですが、これは社内居室・製造現場などに品質方針を掲示し、誰もがみることができる状態にすることが大事です。
審査の際に「利用可能な状態」を確認するために、アルバイトやパートさんに「品質方針について説明していただけますか?」といきなり質問する審査員がいます。
その対応方法として、品質方針を社内掲示することで対策することも可能になります。
次に「維持される」というのは、品質方針の変更要否を1回/年でいいので確認するイベントを準備することが大事です。
一番いいのは、マネジメントレビューの総括の際に、トップマネジメントのコメントとして「品質方針の継続有無」の欄を設けておくと「検討忘れ」を防止することができます。
自社HPに品質方針を掲載する
ISO9001:5.2.2項の品質方針の伝達の要求事項では、以下のようなことが大事です。
利害関係者とは、顧客・規制当局・仕入先の3つが概ね該当します。
その利害関係者伝達する「外部コミュニケーション」の手段は、自社Webサイト(HP:ホームページ)に品質方針を記載すればOKです。
審査機関や顧客などは、自社を監査する前に十中八九監査企業のHPを確認します。
そのHPに品質方針が記載されていれば、品質方針の伝達についてのc)項は担保可能です。
QMS認証パートナーの人気サービスのご紹介
📩 QMSメール相談サービス
サービスの詳細はこちら
ISO9001・IATF16949・VDA6.3に関するちょっとした疑問や不安。「誰かに聞けたらすぐ解決するのに…」と感じたことはありませんか?
そんな現場の声に応える「質問1回から使える専門相談サービス」です。
面談不要、メールだけで完結。
初回は無料で1回質問OKなので安心
月額プラン(サブスク形式)なら何度でも安心相談!
→審査直前の駆け込み対応や、日々の運用相談もまとめてサポートいたします。
ISO9001:5.2.2項の品質方針の伝達はどこに記載すればいい?
ISO9001:5.2.2項の品質方針の伝達の要求事項は、対応方法について品質マニュアルに記載すればOK。
記載例を以下に示します。
ISO9001:5.2.2に関するFAQ
品質方針は社内研修、掲示板、イントラネットなどを活用して、従業員が常にアクセスできる形で伝達するのが効果的です。また、朝礼や部門ミーティングで定期的に方針を共有することで、理解を促進できます。
理解度の確認方法として、研修後のテストやミーティングでのフィードバックを活用します。また、内部監査で従業員に方針を説明してもらい、理解度を評価することも有効です。
品質方針は定期的に再確認することが求められます。少なくとも年度ごとや、方針の改定が行われた際に再度伝達することが望ましいです。また、新入社員への研修でも適切に伝えることが重要です。
ISO9001:5.2.2項の品質方針の伝達:まとめ
ISO9001:5.2.2項の品質方針の伝達の要求事項の規格解釈および構築ポイントは如何でしたでしょうか?
ISO9001を運用する上で品質方針の伝達は非常に重要です。
特に審査の際や内部監査の際は、従業員全体に品質方針の伝達が行われているかを現場担当者(主にアルバイト・パートさん)に確認します。
応えられないと不適合になる事例が多いので、しっかり掲載し伝達できているかもチェックしましょう!
それではまた!

【このサービスが人気の理由】 ①:本当に必要な部分だけを相談できるから、コスパが抜群 ②:難しい要求事項も、実際の現場に合わせたわかりやすい説明がもらえるから ③:初めてでも安心!専門用語をかみ砕いた、丁寧なサポートが受けられるから |
【サービスの特徴】
品質マネジメントの悩みは、お気軽にご相談ください。IATF16949・ISO9001・VDA6.3に精通した専門家が、メールで丁寧にお応えします。「これって聞いていいのかな?」という疑問も、まずは1回お試しください。初回は無料。1質問から気軽に使えるから、コンサル契約前の“確認用”としても最適です。
お客様からいただいたお声はこちら
相談内容:3つの約束
IATF16949・ISO9001・VDA6.3に関する疑問や実務の悩みに対応しています。
要求事項の意味を分かりやすく解説し、現場での実践につながるポイントまで丁寧にお伝えします。
審査対応や文書作成、FMEA・CPの見直し、品質目標やKPI設定など、幅広いテーマに対応可能です。
「この質問はしていいのかな?」と悩む前に、まずはお気軽にご相談ください!
お問い合わせページはこちら