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【ISO9001攻略】5.1.1:一般(リーダーシップ)の要求事項徹底解説!

ISO9001:5.1.1項の一般(リーダーシップ)は、トップマネジメント(経営者)がISO9001の運用においてリーダーシップを発揮し、コミットメントを確実に行うことを要求しています。

そのため、経営層(役員・工場長など)の方は、要求事項を理解し、経営的な観点から品質マネジメントシステムへの積極的な関与が必要になります。

今回の記事は、ISO9001:5.1.1項の一般(リーダーシップ)について解説します。

IATF16949/ISO9001/VDA6.3

第5章:リーダーシップ及びコミットメント「要求事項リスト」
ISO・IATF 5章
※IATF16949運用には、ISO9001の要求事項の運用が必須です。
条項 題目 ISO9001 IATF16949
第4章 組織の状況
第5章 リーダーシップ
第6章 計画
第7章 支援
第8章 運用
第9章 パフォーマンス評価
第10章 改善
条項 題目 ISO9001 IATF16949
5.1.1 一般(リーダーシップ)
5.1.1.1 企業責任
5.1.1.2 プロセスの有効性及び効率
5.1.1.3 プロセスオーナー
5.1.2 顧客重視
5.2.1 品質方針の確立
5.2.2 品質方針の伝達
5.3 組織の役割・責任及び権限
5.3.1 組織の役割・責任及び権限ー補足
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ISO9001:5.1.1項の一般(リーダーシップ)の意図

ISO9001:5.1.1の一般(リーダーシップ)_要求事項

ISO9001:5.1.1項の一般(リーダーシップ)で大事なことは、品質マネジメントシステムを運用するにあたり、経営層が積極的に関与し、指揮・指示する体制を構築することです。

ISO9001・IATF16949共に、トップマネジメントつまり経営層・工場長の方々が積極的に関与しないと成り立たないことが非常に多いです。

例えば、第七章の資源配分などの決定は、お金に大きく関わる内容なので、経営層の判断が不可欠と言えます。

よくISO9001を「証書だけもらいたい」といった企業を見受けられますが、これは宝の持ち腐れであり、ISO9001を非効率的に運用してしまい、結果的に書類作成に追われるゴミ品質マネジメントシステムが作られます。

その根本原因が「トップマネジメントがリーダーシップを発揮し、品質マネジメントシステムに積極的に関与していない」というのが根底にあると断言できます。

私は毎年多くのサプライヤー監査を実施するのですが、第五章の内容に対してどれくらい経営層が理解しているかで、その企業のISO9001・IATF16949のレベルが簡単にわかってしまいます。

では、トップマネジメントがどのようにリーダーシップを発揮しコミットメントすべきか、要求事項を理解しながら見ていきましょう。

経営者には説明責任がある

ISO9001:5.1.1項の一般(リーダーシップ)の要求事項には、以下のような要求事項が記述されています。

5.1.1の条文a)
a)品質マネジメントシステムの有効性に説明責任(accountability)を負う。

品質マネジメントシステムの運用に必要不可欠なのがPDCAサイクルです。

Plan(計画)、Do(実行)、Check(測定・評価)、Action(対策・改善)それらの一連らのサイクルによって得られた結果についての責任は、トップマネジメントが責任を負うことを意味しています。

当然ですがその一つひとつの業務は担当者が行いますが、それらのアウトプットの責任は全て経営層の責任です。

経営が悪化し危機的な状況に陥ってもその責任は経営層の責任です。

そういったことに陥らないように基本的な行動指針を打ち出すためにもISO9001は非常に重要です。

またISO9001をきちんと運用しトップマネジメントがその運用を理解していれば、ISO9001の運用の有効性(結果)についてもきちんと説明することができます。

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品質方針・品質目標を作成する

ISO9001:5.1.1の一般(リーダーシップ)の要求事項には、以下のような要求事項が記述されています。

5.1.1の条文b)
b)品質マネジメントシステムに関する品質方針及び品質目標を確立し,それらが組織の状況及び戦略的な方向性と両立することを確実にする。

品質方針とはトップマネジメントが作成しなくてはいけません。

品質方針とは、その企業の持つ事業における方向性を表す大事な表明であり、組織に関与する従業員に方向付けする大事な内容でもあります。

ISO9001を取得している多くの企業のHPを見ると、必ずと言っていいほど品質方針が記載されています。その中の一例を見てみましょう。

①製品及びサービスの向上を図り、常に顧客満足度向上に努める。
②法令・規制・顧客要求を遵守する。
③最先端の技術を常に取り入れ、業界一位を目指す。

これらが品質方針として社内及び企業HPに掲げておくことが大事です。

関連記事:ISO9001:5.2.1項の品質方針の確立

また、それと連動した品質目標を設定します。品質目標の設定のポイントは大きく分けて7つの項目があるので、それらすべてを考慮して品質目標を掲げるようにしましょう。

①品質方針と整合している。
→会社の方針と整合が取れていることが大事。「顧客への不良0を目指す」という方針なら、それに伴う活動が重要です。
②測定可能である。
→これは「数値目標にする」ことを意図しています。「できるだけ」「なるべく」といった抽象的な表現はNGです。
③適用される要求事項を考慮する。
→ISO9001の要求事項はもちろん、法令・規制要求事項、顧客要求事項に対しも考慮する必要があります。
④製品及びサービスの適合,並びに顧客満足の向上に関連している。
品質目標を達成すること=顧客満足に繋がることがISO9001の意図です。これに反する目標はNGです。
⑤監視する。
→例えば月一会議で品質目標の報告会を行うなども監視に該当します。例えば、顧客クレーム件数などの報告なども常日ごろから監視していないと報告できない内容です。
⑥伝達する。
→品質目標をトップマネジメントが立案し、それらを従業員に伝達しないとわかりません。伝達し、認識させることがもとめられます(参照:ISO9001:7.3項の認識
⑦必要に応じて,更新する。
→品質目標は毎年同じとは限りません。市況の流れ・過剰品質など様々な理由から品質目標を変える場面はあるでしょう。必要に応じて更新することを意図しています。

経営とQMSを統合する!

ISO9001:5.1.1項の一般(リーダーシップ)の要求事項には、以下のように記述されています。

5.1.1の条文c)
c)組織の事業プロセスへの品質マネジメントシステム(QMS)要求事項の統合を確実にする。

組織の中に品質マネジメントシステムを組み込む組織作りが必須です。

ISO9001の運用が上手く行っていない企業のほとんどが、この要求事項に対する仕組みが構築できていません。

特に業務と品質マネジメントシステムに乖離があり、それらを軌道修正しなくてはならない場面でもトップマネジメントが上手く関与していない為、組織的な改善が行われないことが大きな課題です。

しかし品質目標と方針を一致させ、きちんと監視と対策を行うことができれば、決して難しい内容ではないということです。

その方法がマネジメントレビューとなるので、関連記事:ISO9001:9.3.1項のマネジメントレビューを是非参考にしてみてくださいね!

リスクに基づく考え方を促進!

ISO9001:5.1.1の一般(リーダーシップ)の要求事項には、以下のような要求事項が記述されています。

5.1.1の条文d)
d)プロセスアプローチ及びリスクに基づく考え方の利用を促進する。

プロセスアプローチとは、プロセスの相互作用を表したタートル図(タートルチャート)を示します。どのプロセスから何をインプットし、何をアウトプットするのか、どのプロセスに引き渡すのかを表したチャートがタートル図です。

これはISO9001・IATF16949の両方で必ず必要な資料となるので、品質マネジメントシステムに強制的に取り込まれます。

タートル図

関連記事:ISO9001:4.4.1項の品質マネジメントシステム及びそのプロセス

「リスクに基づく考え方」とは、第4章から第10章までの内容がきちんと取り込まれていれば確実に社内に浸透します。

その代表的な要求事項がISO9001:6.1のリスク及び機会への取組みです。

品質マネジメントシステムの計画段階で取り組む必要のあるリスク及び機会を抽出し、それらを決定することが求められています。

たとえば、「リスク:コロナウイルスで市場の電子部品が入手できない」というリスクが考えられるのであれば、「機会(チャンス):電子部品在庫保有数基準2か月→5か月へ変更し、遅延なく顧客へ納品することで顧客満足向上を図る」などが取組になります。

リスクと機会への取組の構築については、ISO9001:6.1のリスク及び機会への取組みで詳しく解説しているので、そちらを参考にしてみてくださいね!

必要な資源を提供する

ISO9001:5.1.1の一般(リーダーシップ)の要求事項には、以下のように記述されています。

5.1.1の条文e)
e)品質マネジメントシステムに必要な資源が利用可能であることを確実にする。

h) 品質マネジメントシステムの有効性に寄与するよう人々を積極的に参加させ,指揮し,支援する。
j) その他の関連する管理層がその責任の領域においてリーダーシップを実証するよう,管理層の役割を支援する。

品質マネジメントシステムを運用するために必要不可欠な経営資源は「人・物・金」です。

必要な資源を必要な時に提供することで滞りなくQMSが運用できるようになることつまり、「顧客満足の向上」に繋がります。

例えば、あるプロジェクトで必要な試験設備を購入する必要があるのに購入する機会を損失してプロジェクトが遂行できないことや、購入する予算が組めないのに案件を受注してしまったら顧客は迷惑を被ることになります。

また、従業員が品質マネジメントシステムに積極的に関与してくれないとなると、組織の中でQMSが機能しません。そして必要な人が提供されなければ運用することもできません。

例えば、特殊な設計が必要な技量を身に付けるのに5年かかる案件で、今の組織では足りないとなると中途採用者を雇用しなくてはならないという結論なら、必要な人材を採用する必要があります。

そういった顧客満足に繋がらないことがあってはならない為、ISO9001の第7章の7.1.1では資源計画についての要求事項が設けられています。

詳しくは、ISO9001:7.1.1の一般(資源)を参考にしてみてくださいね!

マネジメントレビューを効果的に利用する

ISO9001:5.1.1の一般(リーダーシップ)の要求事項には、以下のように記述されています。

5.1.1の条文f)
f)有効な品質マネジメント及び品質マネジメントシステム要求事項への適合の重要性を伝達する。
g) 品質マネジメントシステムがその意図した結果を達成することを確実にする。
i) 改善を促進する。

これは、品質マネジメントシステムで大事な品質方針・品質目標について関係する従業員(パート・アルバイト・派遣社員・契約社員含む)へ伝達することはもちろん、その有効性や重要性についても自ら発信することが求められています。

この発信の場で大事なのが、「マネジメントレビュー」です。

品質方針・品質目標などの一年の総まとめ(企業によっては月一会議などで報告される)会議などで経営層に報告される内容に対して、品質マネジメントシステムの適合性や目標達成の為の指示などがきちんと行われることが求められます。

また、必要なときに必要な改善要求もトップマネジメントが支援する必要があります。

特にマネジメントレビューで出てきた結果に改善の余地があるのであれば、積極的に指示・支援することが求められます。

マネジメントレビューについては、:ISO9001:9.3.1のマネジメントレビューのインプット・アウトを理解し推進することで対応できるので、関連記事を参考に構築を行いましょう。

ISO9001:5.1.1一般(リーダーシップ)はどこに記載すればいい?

ISO9001:5.1.1の一般(リーダーシップ)の要求事項は、他の条項と関連しているので、各条項に飛ばす記述をすればOKです。

品質マニュアルには、以下のように記述し、関連条項に飛ばすようにしましょう。

a)品質マネジメントシステムの有効性に説明責任(accountability)を負う。
b)品質マネジメントシステムに関する品質方針及び品質目標を確立し,それらが組織の状況及び戦略的な方向性と両立することを確実にする。
関連条項:5.2.1品質方針の確立
関連条項:5.2.2品質方針の伝達
c)組織の事業プロセスへの品質マネジメントシステム要求事項の統合を確実にする。
d)プロセスアプローチ及びリスクに基づく考え方の利用を促進する。
関連条項:4.4品質マネジメントシステム及びそのプロセス
関連条項:6.1リスク及び機会への取組み
e)品質マネジメントシステムに必要な資源が利用可能であることを確実にする。
関連条項:7.1資源
f)有効な品質マネジメント及び品質マネジメントシステム要求事項への適合の重要性を伝達する。
関連条項:9.3マネジメントレビュー
g)品質マネジメントシステムがその意図した結果を達成することを確実にする。
関連条項:9.3マネジメントレビュー
h)品質マネジメントシステムの有効性に寄与するよう人々を積極的に参加させ,指揮し,支援する。
関連条項:7.1.2人々
i)改善を促進する。
関連条項:10.3継続的改善
j)その他の関連する管理層がその責任の領域においてリーダーシップを実証するよう,管理層の役割を支援する。
関連条項:5.3組織の役割・責任及び権限

ISO9001:5.1.1の一般(リーダーシップ):まとめ

ISO9001:5.1.1の一般(リーダーシップ)②

ISO9001:5.1.1項一般(リーダーシップ)についての規格解釈及び構築ポイントはご理解いただけましたでしょうか?

品質マネジメントシステム運用を効果的に行うことは、トップマネジメントの積極的な関与とリーダーシップです。

うまくISO9001が運用できないといった悩みを持つ企業の多くは、トップマネジメントがISO9001を運用することの重要性について理解していない為、その意思を従業員へ浸透させていません。

その為、「認証の為にやる」「更新の為にやる」といった「やっつけ仕事」でISO9001を運用してしまい、膨大な資料作成に追われている企業が非常に多いです。

ISO9001の要求事項には一つひとつが意味を持ち、その重要性をきちんとトップマネジメント自ら従業員へ発信・伝達することがISO9001:5.1.1項一般(リーダーシップ)の意図となります。

それではまた!

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