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【IATF16949攻略】10.2.4:ポカヨケの要求事項徹底解説!

IATF16949:10.2.4項のポカヨケの要求事項では、是正処置の一つとして、ポカヨケ手法の検討および採用のプロセス構築を意図しています。

今回の記事は、IATF16949:10.2.4項のポカヨケの要求事項の意味と構築ポイントについて解説します。

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IATF16949:10.2.4の【大前提】ポカヨケの意味とは?

【IATF16949攻略】10.2.4:ポカヨケの要求事項徹底解説!_0

IATF16949:10.2.4項のポカヨケの要求事項の意味を理解する前に、大前提として理解しておかなければならないのが、ポカヨケというワードの意味です。

よく勘違いされる方が多いのですが、例えば製品識別のための刻印やシール・色または、表裏、方向を示す製品設計からの間違い防止を「ポカヨケ」とおっしゃられる方もいます。

これもポカヨケという意味では間違いありませんが、これらは製品設計ポカヨケの意味合いなので、IATF16949が要求するものとは異なります。

IATF16949で求めているポカヨケは、製品検査ポカヨケを指します。

例えば、全数画像識別検査・全数◎◎部品高さ検査機などが該当します。

ポカヨケという意味を理解すると本要求事項が何を求めれているのかがわかるので、次に10.2.4項の要求事項について見ていきましょう。

ポカヨケ手法を決定する規定が必要

IATF16949:10.2.4項のポカヨケの要求事項には、以下のように記載されています。

10.2.4の条文前半①

組織は、適切なポカヨケ手法の活用について決定する文書化したプロセスをもたなければならない。

文書化したプロセスの要求があるので、ポカヨケ手法の決定方法のルール化(規定化)が必要です。これらは一般的に工程設計管理規定などに記載しておくと便利です。

ポカヨケ手法を必要とする大きな理由は、人的ミスの是正対策または予防対策です。

人が介在する工程は、100%ミスを防ぐことはできません。だからこそ全数検査できるようなポカヨケ装置が必要になります。

教育訓練をいくら徹底しても是正としては不十分です。

特に、特殊特性工程を人に頼る場合は危険で、これらの品質是正として全数検査を自動判別で行うよう要求してくる自動車産業顧客は非常に多いです。

どのような場面・用途でポカヨケ装置を導入するかを工程設計管理規定に明記することをおすすめします。

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ポカヨケ手法の詳細はFMEA/コントロールプランで文書化

IATF16949:10.2.4項のポカヨケの要求事項には、以下のように記載されています。

10.2.3の条文中盤

採用された手法の詳細は、プロセスリスク分析(PFMEAのような)の中で文書化し、試験頻度はコントロールプランに文書化しなければならない。

この要求事項で重要なのは、FMEAの中でリスクと判断した内容に対して、その予防処置としてポカヨケを採用する場合、FMEAの中で明記することです。

その際に、ポカヨケ記号を社内定義しておくとコントロールプラントのつながりも明確になり、わかりやすくなります。

IATF16949:10.2.4項のポカヨケ①

また、ポカヨケ装置の試験頻度とは、朝・昼・夜などにN=5サンプル検査などが該当します。

この際に使用されるチャレンジ部品については次に解説します。

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IATF16949:8.5.1.1項のコントロールプランでは、いわゆるQC工程図の作成方法について要求しています。ISO9001企業では簡易QC工程図が多い中、IATF16949では明確な要求事項があるので注意が必要です。そのため、要求事項完全網羅のコントロールプランを作成しましたので、是非ご活用ください!簡単にまとめられるテクニック満載の帳票を格安でご提供いたします!

チャレンジ部品管理は校正管理と同じやり方!

IATF16949:10.2.4項のポカヨケの要求事項には、以下のように記載されています。

10.2.4の条文後半

チャレンジ部品が使用される場合、実現可能であれば、識別し、管理し、検証し、及び校正しなければならない。

ここでいうチャレンジ部品の意味をしっかり理解しておきましょう。

チャレンジ部品とは?

チャレンジ部品とは、OK/NGサンプルのこと。外観サンプルなども該当するので8.6.3項も該当するので注意してください。

ポカヨケ装置に使用する試験サンプル(チャレンジ部品:OK・NGサンプル)は、校正管理と全く同じ管理が必要です。

「実現可能であれば」は、ほぼ無視でOK。審査でチャレンジ部品があるとこの要求事項で見られるので、やっていないなら相当の理由が必要になってしまうため、必ずやってください。

校正については、下記の要求事項を参照してください。

関連要求事項

ポカヨケ装置故障時の対応計画は必須!

IATF16949:10.2.4項のポカヨケの要求事項には、以下のように記載されています。

10.2.4の条文中盤~後半

そのプロセスには、ポカヨケ装置の故障又は模擬故障のテストを含めなければならない。

ポカヨケ装置の故障には、対応計画をもたなければならない。

この要求事項の意味は、ポカヨケ装置の故障テストは、故障を事前に察知する機能を設けること。

その一つの考え方が、前述したチャレンジ部品を使用した朝・昼・夜チェックなどが該当します。

もう一つ大事なのが、ポカヨケ装置が本気で壊れた時の対応計画です。

この内容と大きくかかわるのがIATF16949:6.1.2.3項の緊急事態対応計画です。

この要求事項をきちんと勉強している方はもうわかるはず!設備・治工具のリスク分析がありましたよね!

IATF16949:10.2.4項のポカヨケ②

上記なら、外観検査機がポカヨケ装置に該当しますが、同一工法有り(例えば同一の試験装置がもう一台予備である)の場合は、リスクが低いですし、交換ですみますよね!

この設備・治工具のリスク分析は対応計画に該当するので、このリストにポカヨケ装置も含めた対応計画にすればOK!

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IATF16949:10.2.4に関するFAQ

IATF16949のメールコンサルティングでよくある質問をFAQ形式で3つご紹介致します!もっと詳しく質問したい場合は、是非メールコンサルティングサービスをご活用くださいね!

ポカヨケ装置の導入が必須となる状況はどのようなものですか?

ポカヨケ装置の導入が求められるのは、主に人的ミスが発生しやすい工程や、品質上の重要な特性を持つ工程です。特に、100%のミス防止が難しい場合や、特殊特性が含まれる場合には全数検査や自動判別のポカヨケが推奨されます。自動車産業では、人的作業に頼る工程に対して、これらのポカヨケ手法を採用することが求められることが多く、審査・監査でもよく指摘になる項目と言えます。

FMEAやコントロールプランとポカヨケ手法はどのように関連していますか?

FMEA(プロセスにおけるリスク分析)では、リスクがあると判断された工程に対して、予防的な対策としてポカヨケ手法を採用することが一般的です。採用された手法はFMEAに明記され、さらにその試験頻度や検査方法はコントロールプランに文書化されます。これにより、リスク管理が一貫して行われることが求められます。
使用するFMEAは、必ずポカヨケを考慮できるFMEA帳票を御利用ください。FMEA帳票は、弊社商品:コアツールとしてまとめ買いをいただくことが多いです。
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ポカヨケ装置の故障時にはどのように対応すればよいですか?

IATF16949:10.2.4項では、ポカヨケ装置の故障に対する対応計画の策定が求められています。これには、装置の故障を事前に察知するためのテストや、実際に装置が故障した場合の代替策が含まれます。予備装置の準備や、緊急事態対応計画(IATF16949:6.1.2.3項)に基づく対応が求められ、設備リスク分析と連動させることが重要です。

IATF16949:10.2.4項のポカヨケ:まとめ

IATF16949:10.2.4項のポカヨケの要求事項の規格解釈はいかがでしたか?

IATF16949:10.2.4項のポカヨケの要求事項では、是正処置の一つとして、ポカヨケ手法の検討および採用のプロセス構築を意図しています。

プロセスは文書化の要求がある為、ルール化(規定化)が必要であり、採用に向けてFMEA・コントロールプランへの紐づきが求められています。

また、ポカヨケ装置に使用するチャレンジ部品にも管理要求がある為注意しましょう!

ポカヨケ装置は重要装置の一つなので、緊急事態対応計画との紐づきがあることも重要です。

比較的難しい要求事項ですが、当サイトで販売している様々な帳票をご利用いただくと事例付きノウハウ込みでプロセス構築を行うことが可能です!

是非この機会にご利用いただければ幸いです。

それではまた!

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Q:メールコンサルティングサービスはどのような内容が含まれていますか?

A:月額20,000円のメールコンサルティングサービスには、IATF16949・ISO9001における品質マネジメントシステムに関する質問への回答、プロセス構築と改善のアドバイス、規格要求事項に関するご説明などが含まれます。メールでのやり取りを通じて、貴社の状況に応じた具体的なサポートを提供しいたしております。

Q:どのくらいの頻度でメールを送ることができますか?

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弊社サービスについてのよくあるご質問Q&A:まとめ
どのようなQMSコンサルティングサービスを提供していますか?

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弊社では、ISO9001・IATF16949認証及びVDA6,3構築に向けたギャップ分析、文書化支援、内部監査の実施、マネジメントレビューのサポートと認証機関手続き支援など、全プロセスをサポートします。お客様の状況に応じた個別対応も可能です。

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